闇に佇みて -40ページ目

泪橋



気分は丹下段平



まだ矢吹丈に出会う

前の



ドヤ街は



宝庫


か・・・




夢が

純粋に


夢のままで
いられる



しみったれて




ほくそえむ




bar


さっき

渋谷のこぢんまりとした
バーで出会った女性

とても色っぽかったなぁ


関西弁も心地好し




無職らしくて

やりたい事が探せないの
なんておちゃらけながら

内心不安そうで



明るさと憂いが

交差しながら
滲み出て

艶かな肌が
淋しげで



魅力的なひとでしたよ

変でしょ


変なんだよ

凄く変なんだ


馴染みのラーメン屋に
入って

ビール片手に
マスターと世間ばなし
していると


いかつい
マスターの顔が

だんだん
君の顔になるんだよ


変でしょ


どんどん
会話は上の空になって


とても悲しい気分に
なるんだ


まったく

もぅ


変でしょ


変すぎて


ダメ




そして

新たな世界が



僕を虜にして



捨てる