第11回 臨界期を過ぎた大人の脳で脳発達を再開できるか
m3.comに2022/9/26に掲載された記事です。
統合失調症の患者は、生まれながらにして統合失調症のリスク遺伝子を持っているはずです。
しかし、出生直後には顕在発症せず、思春期以降に神経ネットワークの刈り込みの時期を迎えるまで統合失調症を発症しません。
皮質厚の増大時期には統合失調症にならず、皮質厚の減少時期を迎えてから発症するのです。
統合失調症を発症した後は脳体積減少が進行し、前頭前皮質の体積と統合失調症の陰性症状の程度が逆相関を示します。
そのため、脳体積減少を防止するか、もう一度、脳体積を増加させることができれば、統合失調症の進行を防止したり、もしかしたら統合失調症を完治させたりすることもできるかもしれません。
しかし脳発達には臨界期があるため、そうするには臨界期を過ぎた大人の脳になってから脳発達を再開させなければなりません。
そのようなことができるのでしょうか。
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