岡野憲一郎 著
みすず書房 刊
2012年07月 発売
232ページ
国際医療福祉大学の心理学専攻の立ち上げにかかわり、現教授でもある著者が、精神科医や精神分析家などの経験を活かして語る心得集です。
特に心に残った心得は、
「来談者の人生を変えようなどとは考えない」、
「面接者は来談者によって自分が変わる用意がなくてはならない」、
「面接者は防衛的になる分だけ力を奪われる」
などでしょうか。
防衛的になることについては、日常生活においても自分自身にも他人にも見られる行為ですし、特に上の立場になると、これをしない事は難しくなりますよね。
私は4人兄弟で3姉妹の真ん中なので、上の立場も下の立場も慮って動けなくなる事があったのですが、上も下も自分の立場を正当化して強く出るなぁ…と感じる場面は多かったです。
下の立場から上の立場の防衛を攻撃するのも、自己正当化した防衛の形ともいえますね。
どちらにしろ、気をつけたいと思います。
他、セッション中にノートをとる事について、かのフロイトは「面接者は来談者の話を聞きながら、一つのことに注意を払うべからず」とおっしゃって、患者が帰った後にノートに記録していたそうです。
この事から、現在もセッション中のノートはとらないほうが良いという考え方もあるようですが、私はセッション中にメモ書き程度はします。
そんな優秀な記憶力は持っていないので

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