こんにちは、misolaです
前回の記事を書いていて、息を吐いているときの身体の使い方について気がついたことがあったので、今日はそのことについて。
以前は歌っていると「肺から空気が出ていき、身体がしぼんでいく」という感覚がありました。
でも、当時習っていたソプラノの先生は「歌っているときはずっとお腹をひっこめない」と言っていました。
肺から空気が無くなっていくから身体はしぼむはずなのに、どういうことなんだろう??……と、不思議でした。
実際に先生に歌って見せてもらうと、確かにお腹はひっこんでいない。。。
うーん。なぞ。
先生がどうやっていたのかは今も解りませんが、今わたしが歌っているときのお腹の状態はどうかというと……
以前と比べると、みぞおち辺りは表面上はそれほど動いていません。
でも、身体の中(肺、横隔膜、内臓の周り)は・・・なんて言えばいいんだろう?
動いているというか、使っているというのか。
とにかく意外と細かく使っています。
この感覚に近いと思ったのが…お醤油のボトル!!
鮮度を保つために中身が密閉されていて、使う時はボトルを押すやつありますよね?
あれです。
中のお醤油が入っている部分は使っていくうちにしぼむけれど、ボトル自体の形は変わりません。
わたしが歌うときにやっていることの感覚は、これに近いんです。
中身(肺)はしぼんでも、ボトル(身体の外側)はしぼまない。
身体って、こんな風に細かく分けて使うことができるんです。
慣れるまでは難しいかもしれないけれど、コツをつかんでしまえば身体中どこにでも応用可能で、便利です
身体の外側(表面)と内側(肺や内臓)を分けて意識できると、ブレスも長持ちするし、歌のフレーズのコントロールもしやすくなります。
これ、結構難しいことを言ってるんですけど、
あまり深く考えずに「へー。そういうもんなのね〜」って感じでやってみてください