「人に感動を与えたい」「人に喜んでもらいたい」って・・・ちょっとだけ違和感をおぼえる。

 

そう思う気持ちは解るし、期待すること自体は悪いとは思わないけど、人が喜んでくれるかどうかって、「おまけ」や「ご褒美」みたいなもの。

人はそう簡単に喜んでくれたりしないから、それを「目的」にしちゃうと、自分が辛くなるだけのような気がする。

プロの演奏でも楽しめないこといっぱいあるし…。

 

わたしは、人が喜んでくれることを期待する前に、まず自分を喜ばせたい!!!



歌っていて感動することがあります。(「自分、上手いわ~」ってことじゃなくて!)

 

それは、

「その場所」で歌えていることに対する感動だったり、練習のことを思い出して感極まったり、「このメンバー」でステージに立てることに対する感動だったり、曲に対する思い入れだったり。。。

 

演奏者が感動している演奏会ってのもなんか気持ち悪いけど、でも、込み上げてくる感情を無理やり無かったかのようにふるまうのは、もったいなさすぎる。

 



冷静さは必要だけど、もしも歌っている時に込み上げるものがあるのなら、

それはそれで素直にその時の歌にのせてしまえばいいのかも。

 

人の気持ちは、なにかしら人に伝わるもの。

演奏者自身が感動したり楽しんでいるなら、それはきっとお客さんに伝わる。


そして、もしも、お客さんがそれを楽しんでくれたなら、それはお互いにとって、とても、とても、幸せなひととき。



そんな瞬間があることを夢見つつ、自分が楽しいと思えるだけの準備や練習を積み重ねていこうっと♫


プチ決意表明的ひとりごと、でした。