普通学級の居場所と先生達 | 一日一思想

一日一思想

考えることは生きること

そんなこんなで普通学級で頑張っていて、ではどうすればいいのかと。

でも普通学級の教員だってスーパーマンじゃないんだから

 1クラスに2~3人は居ると言われる要支援児童に対応して

 年度の学習要領を全て終わらせられるように考えて

 しかも全ての生徒・児童がきちんと理解するように工夫をして

 不登校の子や家庭に問題がある子がいればそれにも対応して、

 教室環境を整えて、いじめが出ないように人権教育にも配慮して

・・・なんてみんなやっては無理でしょう。


その上、基本だけやっていればいいのではなく、学力が上の子に対応するにはどうしたらいいか。

子ども特有の優劣合戦や休み時間の過ごし方、

行事もあって学年で足並みをそろえなくてはいけないことも多いだろう。


例えば0~100パーセントに子どもの単純な基礎学力をおいたとして

20~80までの子達がついてこられるような学習展開をするのが教員としたらどうだろう。

というか、実際、それが現実的な着地点だと思う。

ではそれ以外のあぶれてしまったところが、支援級の出番なんじゃないかなと思う。

個別指導や、わかりやすい教材を、今まで蓄えたノウハウと専門性があれば

そこで両方の担任が補完しあえるはずだし。

せっかくでた特別支援という名前を使って

せめて学習不振児に対応する補習や個別指導を

放課後や夏休みにどれだけできるかなんて、考えてくれないかな~。


普通級で40人抱えている先生が

40人全ての問題を解決しようとするなんて

しょせん無理な話。

誰もそんなことも求めていないからこそ、

学校全体で対応してくださいと言っているのだろう。

でもその「学校全体で対応」というキーワードすら曲者で

校内委員会で要注意児童の名前と悪行さえ共通認識できればよしとする

そんなきらいもあるのではないか。


もう学級王国みたいな変なプライドも、

基礎学力を軽んじていて将来を不安にさせるような

仲良しごっこもおしまいにして

そろそろきちんと組織的に動いていかないと

したかったはずの理想の特別支援教育という立派なボートはどんどん沖に流されて

次から次へと支援の狭間の犠牲者が出続けるんじゃないか。


具体的にかかわれること、かかわれる人材、それに気付くような教員研修

時代に合わせてやっていってほしい。

うちは間に合わなかったけど・・・。