ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』はとても素晴らしい作品ですが、劇団かいばしらさんの解説に首がもげるくらい頷きました。本当にその通りだと思う。



「スローライフは忙しいんだ。ゆるやかに生きているように見えて、感覚の網を張り巡らせて社会と、この世界とセッションしている」ということを仰っていて、全くその通りだなあと思いました。劇団かいばしらさん面白くてよく視聴しています。

映画には関係ないですが、発達特性がある子がパニックになったりする場面を何度か見たことがあるけれど、そういう方は感覚過敏であることが多いので、そう、忙しいのよ感覚過敏って。そりゃ「わーーー」ってなるなる、ということも思ったり。

また話が飛びますが、感覚と言えば私は昨日ライブハウスに行ったのです。内田万里+クレイジーピッグの。うっかりスピーカーの近くに立ってしまったのですが、耳やら脳やら腹やらが音と振動に支配される感覚が昔ライブハウスに通っていた頃を思い出して懐かしくなりましてね。それは素晴らしいライブでしたが(LIE LA LIEで泣きそうに。テキサスパリ…パリ、テキサス…ここでヴィム・ヴェンダースと繋がった…とブツブツ独り言)終わる頃には足が痺れていて、ドリンクチケットを使ってオレンジジュースを飲んでひと息ついたら、もうグッズの列に並ぶ元気はありませんでした。メンバーの皆さんいたのに、トートバッグ買いたかったけど…

確実に老化を感じましたね。
悔しいなー。昔ライブハウスに行って、せっかく早い番号で入ったのに後ろでもたれかかっている女性とかを勿体無いなあと思っていましたが、わかる今ならその気持ち。

精神的には昔より若返っていると思うので忘れてましたが、私しっかりババアでした。
そしたら50とか60でパワフルにライブ活動されているミュージシャンって本当に凄いんだな。

体力つけるぞ。
 
話が飛びまくってまとまりなくてすみませんでした。ホラ、だっておばさんだから。
という言い訳。