この夏休み、息子が四国に行きました。

趣味の集まりのオフ会のようなものが開催されるということで。


最初、四国に行ってもいいかと言われた時には心配しかありませんでした。


怖い事件に巻き込まれやしないか、そのまま外国に行ってしまったらどうしようとか、なにより体調が不安定なのにとか。


しかし息子は意気揚々と出かけていき、二泊三日の旅を終えて帰ってきました。たくさんのお土産を抱えて。


ストレスで出てしまった皮膚症状も緩和されており、目に光が戻っていました。


良いこともそうじゃないことも、親の予想なんて軽々と飛び越えていく。子育ては想定外の連続でした。

育てているのか育てられているのかわからないままに。


向こうでは、一人暮らしの方の家に泊まらせてもらったり、お友達のご実家にお世話になったりしました。


ご実家ではとても良くしていただいたようで、四兄弟と楽しく遊んだと言っていました。


お土産の紙袋の中に無造作にみかんが何個も入っていました。みかんを持っていってとポイポイ入れてくれたと。そのみかんを手に包んでみるとなぜだか涙が出て。


私は今まで、息子が将来家を出て暮らしたらさみしいなと思っていました。でも今は、息子が笑って暮らせる場所があるなら、そこに私がいなくてもいいやと思えてきました。


みかんが人の優しさそのものに見えてしまって、きっと泣けてきたのだと思います。