中学校の進路説明会があり、最近バタバタしていて会えなかった友人たちと会ったのだけど、ちょっと落ち込んでしまいました。


進路の悩みの方向性とレベルが全く違うので、悩みを分かち合える人がいない。

もともとそんなことわかっていたけれど、孤独な戦いは弱音も吐きたくなる。

しかし弱音を吐いたところで友人たちには縁のない悩みであるから、しんみりさせたくなくて笑うしかない。へらへらして何も考えてないみたいなふりをする。


「あはは!もうやばいよー!でも心配したってしょうがないからさ!なんとかなるでしょ!」


本当にやばいのである。

入れる高校があるのか本気で心配している人なんていない。 


推薦だの、制服の可愛さだの、大学だの、女子校だの、資格だの、留学だの…


遠いのに目が痛いくらい眩しいよ。


選べる人生で良かったね。


そんなふうに悪魔に取り憑かれそうになったところで、ハッと気づく。


そうだった。これは私の戦いではなかった。

私は息子のサポーターなので、本当に孤独なのは息子なのである。


サポーターが、一緒に応援してくれる人がいないと泣きべそかいているなんてかっこわるい。


そこで、青春時代に救われた筋肉少女帯の『銀輪部隊』を思い出す。


そうだったじゃん、私のふくらはぎはもっと強いはずだ。強くなる時は、いつでも孤独に勝った時だったでしょ。人を妬んだり、よそ見している場合じゃない。


頑張れ、私。