3月にBUND(ドイツ環境自然保護連盟)がシュトゥットガルトで開催した
福島の有機農家の方を招いた講演会での話です。
出席者のIPPNWのお医者さんからも福島で中絶の増加があるかどうかという質問が出ましたが、
その時に、人間の中絶は表沙汰になりにくいため、
獣医の協力を頼んで家畜における出産の異常を調査する必要性も指摘されていました。
「先週、僕達の娘をいつも連れて行く保育施設で働く助産婦の友人から、
僕が今まで心配しきたことを裏付ける話を聞いた。
福島で働く彼女の同僚の助産婦達が、昨年夏以来尋常ではない数の中絶療法の
実施されていることを認めたそうだ。
これは 羊膜検査の結果先天性遺伝障害の確認された妊婦の妊娠を人工的に中絶するものである。
先天性異常の多くはダウン症。友人の話によるとエコグラフィーで
重大な心臓疾患も発見されているそうだ。
現在僕達は出産にとって最も危機的な時期に差しかかっている。
明日で昨年3月11日の金曜日に原発事故が発生してから既にちょうど300日が経過することになるのだ。
つまり昨年12月中旬から今年の1月中旬にかけたこの時期に、
福島第一原発からの放射性物質の大気への放出が最も酷かった3月中旬から4月中旬にかけて
出来た赤ん坊達が生まれて来ることになる。
女性は、出産可能な年齢に至ると体内に絶えず卵細胞の”ストック”を蓄えていることが問題である。
そのために被曝はストック全体に同時に影響を与え、周知の遺伝性突然変異を引き起こす危険を持つ。
男性においては精子は常に新たに製造されるため、最も危険なのは、
強い被曝を受けた直後の時期である。
この二つのリスクが掛け合わさった昨年4月初めの子作りの結果が、
2012年年初めの出産として現在現われることになる。
ソース
http://vogelgarten.blogspot.jp/2012/04/blog-post_20.html
「福島県では、水面下で中絶が増えている」
松本市長の菅谷 昭氏は、講演でこう述べたというのです。
以下 書き起こし
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彼女が教えてくれたのは、いまベラルーシ共和国では妊娠しますと、
その妊娠中の検診をものすごく厳しくチェックされている。
もし異常が見つかると、半強制的に人口妊娠中絶されられちゃうんですね。
「それは日本では考えらんないよ」って言ったんですが。まあ、そういう状況なんです。
こういうこと他人事だなあという風にわたくしはあの思ったんすよ。日本ではありえない。
ところが、どうでしょうか。わたしいま福島に講演に行くんですけれど、相談を受けるのは、
あのー、やっぱり中絶、いま水面下で増えてるんですよ。たぶんね。ですから、
福島の場合でも、産んでもいいかどうかっていうことを意見を求められるんですけれど、
ここらへんたいへん難しいところなんですけれど、
ひとつの例は、せっかく赤ちゃんできて喜んだんですけれど、
おじいちゃん、おばあちゃんが、この時期の子供はいらないって言われて、泣く泣く中絶したっていう、
こういうような状況がたぶんいま福島でも表に出てこない、あるはずです。
こういうことは本当にたいへんなことなんで、ある意味では日本が少子化っていうときに、
やっぱり元気な赤ちゃんを産んでもらいたいのに、
それがそういう状況になってしまっている××の大きな問題になります。
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信憑性がない事で有名な福島県立医大は、震災前と比べ中絶、流産は変わってないといってますが
私はこっちの方がデマだと思います。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201204160467.html
5月17日 追加
長野県松本市 菅谷市長が 「中絶増えている」発言に対し謝罪したという情報があります。
謝罪した動画や謝罪した事がマスメディアに報道されていませんが。
http://ameblo.jp/kosumosu-rinrin/entry-11250455317.html
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