少し遡ります
リハビリが決まったときのこと
膝の診察後
リハビリのオーダーが出ると
担当決めがあって
その日のうちにリハビリ開始か
後日の予約になります
担当は
前回と同じ担当さんになることが
多いんですが
1度でもお世話になった担当さん方は
皆さん辞めてしまっていて
ケント君しかいませんでした
部屋のドア付近で担当決めのため
座って待っていると
どうやらケント君がいたみたいで
開いているドアから
声が聞こえてきました
「…misinさんの担当は…」
途切れ途切れでしたが
たぶん「担当できない」と
断っているんだろうと思いました
彼からは見えない
ドア付近に座っていたので
なんで聞こえてくるかなと
凹みました
彼には彼の考えがある
どうしたって
私には抗うことは出来ません
受け入れるしかないんです
担当になった方は比較的若い方でした
後輩を育成する立場にいるケント君は
misinさんなら…と思って
後輩に託したんだと思うことにしました
後日のリハビリ開始時
部屋の中に人は少なくて
問診の会話も他の人に聞こえるくらい
ケント君は…といえば
何気に見守ってくれているようで
少し離れたところで
担当している方のリハビリを
していました
問診は既往歴も話します
私の今の状態は本当にボロボロで
右足に足底筋膜炎(手術待ち)
右手首が尺側手根伸筋腱鞘炎
左肩を拘縮した関節を動かす手術をして
左膝は変形性膝関節症
という感じで
四肢に
何処かしらの痛みを抱えている状態
なんです
その話が聞こえたのか
ケント君が「えっ?」という顔を
したように見えました
施術をしている途中
ふと、顔を上げたら
目の前でPCに向かって
作業をしているケント君が立っていて
その横顔・立ち姿に
思わず見惚れてしまい
うん、大好きな人だ
と改めて思いました
離れて6年、知り合ってからは7年半
すっかり大人の男性です
この日(診察を受けた日)
ケント君の姿は
少しですが見ることは出来ました
待機場所で座っていると
廊下の突き当たり
スタッフ室のドア付近で
こちらを見ている姿があって
ケント君だとわかりました
あっ、会えた
が、その時の感想です
担当決めの前ですから
とても嬉しかったです
その後、凹みましたが…苦笑
今の私の身体は
ケント君が思っているよりも
大変なことになっていると思います
担当さんも
どうアプローチしていくか
悩んでいました
とりあえずは地味な筋トレから
やっていきます