15日の午前中
痛み止めを打ちに行きました
リハビリは午後から
一旦、痛み止めの会計を済ませるのに
長椅子に座っていたんです
診察待ちでは会わなかったケント君
会計待ちのとき
目の前を通りすぎて行きました
彼が目の前を通りすぎるとき
少しだけ足が止まりました
うん?って思った私
いつもよりも短くなった私の髪を
確認したようで
彼はまた何事も無かったように
通りすぎて行きました
午前中
彼と会えたのはこのときだけ
午後のリハビリは
予約時間までケント君の姿はありません
リハビリベッドも
彼の姿が見えない柱の位置
肩のリハビリは
この日が最後になりました
また再開するには日を空けること
診察を受けての再開です
足のリハビリはまだ続けられます
足の筋トレをしているとき
彼の姿に見とれてしまった瞬間が
ありました
彼は見られているという感じが
あったと思います
奥のほうで担当さんが
心配してこちらを見ていて
危なかったんです
足を押さえて見てしまっていたから
逆に私が見られている感も
ありました
彼の目の前で筋トレをしているときです
見守ってくれているようです
帰りもいつものように一礼
ケント君の「お疲れさまでした」の声を
しっかり聞きました
この日
嬉しいことばかりでは無かったんです
足のマッサージ中に
思わず泣きそうになってしまいました
足の担当さんのベッドは固定です
ケント君はそのベッドの3つ隣にいます
患者さんとの会話が聞こえてきて
羨ましくなって
泣きそうになってしまったんです
いつもなら
彼の日常情報が聞こえてきて
感謝するんですが
その時は胸がギュッとなり
(あ〜、泣きそうだ)になりました
私には訪れない
2人の会話が聞こえてくる
間もなくして場所移動となり
ケント君の横を通りすぎます
痛む肩を押さえながら歩く私の姿を
彼は目で追っていました
視界に入ってきたんです
筋トレしながら自身を慰め、集中
用具変更の時に
彼の横顔と施術に集中している姿が
目に飛び込んできて
見とれてしまったんです
初めて彼の姿を綺麗だと思いました
とても素敵だったんです
伝えることが出来たら
どんな顔をするんだろう
週1の1時間はもう少しだけ
続けられそうです