こんにちは。
炊飯器を買い替えました。
2代目大工の三島です。
我が家愛用の炊飯器はコレ。
なんの変哲も無い普通の炊飯器です。しかし最近やや不調。
たまに炊飯を失敗するようになったのです。
ベチャッとした炊き上がりで芯も残る。
もう限界かな。
美味しく無いを通りこしてマズイ。
買い替えはまぬがれません。
しかし私はややニンマリ。
なぜならずっと「ガス炊飯器」に換えたかったからなのです。
美味しいご飯、食べたいじゃないですか!
さて肝心の炊飯器。
美味しいご飯、食べたいじゃないですか!
しかし導入には工事が必要。
当たり前ですがガスの元栓が必要なのです。
配管を探して和室の床をめくってみます。
あっさり発見。
白いのがガスの配管。
ココから分岐するのが近そうです。
しかしガス工事はさすがに自分で出来ません。
ガス屋さんを呼んで元栓を付けてもらいました。
ちょっとお高い、いいヤツ買いましたよ!
それがコイツだ!
ジャーン!
東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、リンナイの4社が集結して開発した最新機種。
直火匠(じかびのたくみ)です!
このガス炊飯器。
なんと21年ぶりにリニューアルした製品です。
「どんだけ開発してなかったんだ!」
とツッコミたくなりますね。
内釜を取ると下にはガスバーナー。
ココが1200度と言うハイパワーでご飯を炊いてくれるのです。
早速キッチンボードにセットして……
ん?
……アリ?
デカイ……。
そう、この直火匠はかなり大きいのです。
左が直火匠5.5合炊き。
右が電気炊飯機の1升炊き。
仕方ないので板を引いて少し前に。
コレでもまだ当たるなぁ。
キッチンボードなんて普通は奥行が40センチ程。
ガス配管も後ろなのでどうやってもはみ出ます。
もう少し考えて設計して欲しいですよね。
フタを開けるボタンもなぜか全面。
押すと台ごと後ろにスライドしてしまいます。
なんじゃそりゃ〜。
話はやや飛びますが、炊飯器を買う前に開発者のインタビューを読みました。
一部抜粋するとこんな感じです。
「電気炊飯器の流布により、ガスの直火で炊いたご飯の美味しさを知らない世代が増えた。」
「ガス会社として、若い世代にもガス炊飯器で炊いたご飯の美味しさを伝えなければと考えた。」
だそうです。
うーん、そうなのかなぁ。
例えればカマド業界です。
美味しさでいえば今でもカマドの方が上。
でも普及はしません。
それは果たして「カマドのご飯を知らないから」でしょうか。
違いますよね。
圧倒的なガスの火力がありながら、なぜ電気に負けたのか。
ガス炊飯器を知っている世代にもなぜ見放されてきたのか。
この使い勝手を考えると、衰退したのも分かります。
炊飯器に関しては、もはやチャレンジャーだと思って頑張って欲しいです。
……と、脱線しすぎました。
なんだかんだ言いましたが、美味しさにこだわる姿勢は好きなのです。
だから買ったのですから!
さぁ、いざ炊飯です〜。
スイッチオン!
ジー……ボッ……
と点火する音。
立ち込めるガスの匂い。
みるみる熱くなる炊飯器。
ほどなくして勢い良く蒸気が出てきます。
でも置き場所考えないとひどいことになりそうです。
水に浸してあった米なので炊くのは15分ほど。
その後、蒸らしの時間が20分。
蒸らしの方が長いんですね。
炊きたてご飯が大好きな長男はワクワクです。
ピー。
蒸気が抜けた跡のカニ穴もバッチリ。
うーん、美味しそう〜。
いっただきます〜。
お米の甘みが広がります。
食べた瞬間に「うまい!」となる味ではありません。
じんわりあと引く美味しさ。
おかわりしたくなるご飯です。
お味噌汁やシャケの味がいつもより美味しく感じますね。
今日はビールもお休みに。
夕飯は家族全員でご飯パーティですよ〜。
ご飯に目の無い方はいませんか?
導入はやや難しいけど美味しさは折り紙つき。
美味さにステータス全振りな「直火匠」、ご検討下さい〜。













