三島市「情報公開コーナー」 無人運用に「盲点」 公文書の紛失リスクも
(三島市庁舎1F 情報公開コーナー) 静岡県三島市が設置する「情報公開コーナー」について、公文書の管理体制に疑問の声が上がっている。ローカルメディア「ミエルカイ」の取材で、同コーナーが事実上無人で運用されていることが分かった。利用者からは「容易に使える点はありがたいが、簡単に文書を持ち帰ったりできる状況は防犯上大丈夫なのか」との声も出ている。 同コーナーは市役所1階に設置され、過去の情報公開請求のあった開示文書や、市議会議員の政務活動費に関する資料などが閲覧できる。利用者は自由に出入りできる一方で、常駐する職員はおらず、必要がある場合は、内線電話で担当職員を呼ぶ仕組みになっている。 コーナーには、防犯カメラや入退室を記載するなどの帳面もなく、大きめのバッグなどを持ち込めば、文書の持ち出しや一部ページの抜き取りも物理的には可能な状態になっている。 「情報公開コーナー」をめぐっては「公開基準が明確ではない」「公開対象の選定に統一性がない」ことも判明。情報公開を進める一方で、公文書をどう管理するのか。三島市は「公開」と「管理」の両面で、あり方が問われそうだ。