効率は流して、あげる。 | 関東からカリフォルニアへ。20年後にまた関東。

関東からカリフォルニアへ。20年後にまた関東。

リアル・スナフキンなライフスタイルがお届けする憩いのあれこれ。発信基地(アジール)はここ、憩いクリニック。

 

おはよう!

 

日中暖かく

そして極度に乾燥。

 

南カリフォルニアの

砂漠気候を思い出します。



どこにいても

どの季節も、みんな大好き💕


 

 

俗に、


効率いい人生だけを考えるなら

生まれてすぐに

彼岸サイドに行くことだ

と言われますが、

 

もちろん、

 

生きることの意味は、

効率をいかにあげるかではありませんよ。

 

ってことを言いたいのだけれど、

20世紀初頭に

ヨーロッパで実際起きた悲劇など思えば

ナチスは効率とサイエンステクノロジー重視でした

 

 

『効率』とか『生きる』とか

『人間らしさ』とはなんなのか?

 

大切なこと。

 

世の中どんどん忙しくなって

小学生まで『効率悪い』とか言い出す昨今、

 

”コウリツ” のサウンドに、

人間世界の集合意識が

イメージとしての『効率』を召喚

言霊として命が吹き込まれ

 

やがて、一人歩きして

本来の意味から離脱して

独自の路線、一人歩きしそうな気もします。

 

 

 

考えてる時間がもったいなくても

そんなことやってたら効率上がらなくても


大切なんじゃないかな? と思う。

 

 

ところで

 

日本古来の禊ぎに

滝行などの水を使った行がありますよね。

 

やったことないから

わかったふりして言えないけれど

 

日本人ってもともと、

効率のよい民族だったんじゃないかな?


最近、生活のいろんな場面で感じるので、

今日はそれを。



 

あ、そもそもなんだけど、

『効率』ってね、

 

繰り返す所作や行動に意味があること

美しく、善きことであり、真であること

 

憩いちゃんはそう捉えてます。


目先のパフォーマンスと

皮算用のことではない。

 


車なら40分。あえて3時間かけて遠回りの常総線、茨城の旅。キャッチコピーは、東京の雑踏忘れるイイところ茨城。


 

二年前に

山陰の山奥に半年だけ住んでたとき

 

そこからさらに

ものすごい場所に行った日のこと

物凄すぎて、物凄い場所としか、もはや説明できず。

 

そこは古来から伝わる

修験道の道場で、

簡単に人が入れない

滝行の禊ぎと行の霊山です。

 

とにかく凄まじくて。



 

いまこうして、

誰もいない山奥の霊山で

 

太古からの、もののけや、

おそらくそこかしこに蠢く生き霊や、

 

それら全てを瞬間に洗い流し

凌駕していくエネルギーに

わたしは圧倒されている。

 

いまこうして、

わたしは森羅万象のサイクルの中に、

いまこうして、立っている。

 

ひしひしとビシビシと

生きる凄まじさを体感している!

 

 

この世界のどこかに、

渋谷とかロサンゼルスとか

本当に存在するんだろうか?

わたしは元渋谷区民&ロサンゼルス市民

 

ぜんぶ幻なんじゃないだろうか?

 

そんな風に感じたんです。

 

これ以上そこに留まると

”とおりゃんせ” が聞こえてきそうな気がして


午後3時をすぎて

すでに森には影もさしてたし

部外者は潮時でしょう。


その場を後にしました。



ちなみに、ここは南カリフォルニアのパワスポ。



 

整備された都市は

人間が作り上げたまぼろし。

それは、本来、愛がベースだったと思います。

 

だって、人が生きやすいように

悪霊や天災や飢饉から護られるように

人間が暮らしやすいように

作り上げてきたのだから。

 

だからわたしは、都会が好きです。

 



太古から続く森羅万象、自然。

凄まじいエネルギー。

こっちもきっとまぼろしでしょう。

だって普段の生活圏から乖離しているから

 


もののけ、生き霊、言霊に

太古からの集合意識


瞬間で変幻しながらも

バランスを保ちつつける森羅万象

 

何も要らない。そのものが偉大なアート。

 

わたしもその一部なのだと想うと

恐怖すると同時に、

無限の癒しと愛を全身全霊で感じます。

 

だからこういう世界も大好きです。

 

どっちもまぼろし。

どっちも愛がベース。

 

昔の日本人はそれを知っていて

生活に活かしてたんじゃないかなと思います。

 

自然と共存しながら

人間の文化をつないで。

 

 

とまあ、

いうのは簡単なわけですが、

 

水のちからってすごいですよ。

 

それも日本人は知ってたわけですね。


 

よく聞く、

 

Forgiveness  赦し

 

これは大切ですが

西洋文化圏(西側諸国)の考えをベースにしてる気がします。

 

わたしは長いこと西洋に暮らしました。

だから、Forgiveness 

体感でわかるつもりです。

 

それを踏まえてあえていうけど

 

日本人には

 

水にながす 

がしっくり肌馴染みがあるんじゃ?

 

そう思います。

 

お風呂の文化

禊ぎ

滝行

 

日本はやっぱり、水と仲良しです。

 

水にながすって

 

うやむやにする

忘れる

赦す

 

ぜんぶひっくるめて、

ぜんぶ入ってると思います。

 

容れ物はカバンではなく、

風呂敷です。

 

はっきりさせないことは

自分を、他者を、

追い詰めないこと

 

優しさでもあり得ます。

 

西洋の感覚だと、

ハッキリしないのは良くないことです。

 

『効率をあげる』って

そういう西洋の思考がベースになってると思う。

そして知らずに日本人もそこに倣っている。

けど難しい。だってわたし達は日本人だから。

 

 

水にながす

 

はっきり白黒つけない

そのまま、ありのまま

忘れる

赦す

 

これが出来る日本人の効率のよさ。


つまり、そうやって生きるなら

自他共に、生活も人生も豊かで幸せですよ


風呂敷にふんわり包んで

空を見上げて

 

温泉にでも行きませんか?

 

時間が勿体ない?

 

いいえ。時間を最大限に活用してるんですよ。

 

また明日。

 

 

 

今日のお話に合いそうな

憩いちゃんおすすめ書籍。