お客様の声は、ただお客さまにお願いして集めても、使えませんの法則
お客様の声は、ただお客さまにお願いして集めても、使えませんの法則
小さなサロンのチラシ集客の青木です。
チラシでもニュースレターでも、お客様の声は大切ですね。
見込み客は、あなたのサロンの「お客様の声」を見て、
「このサロンに来ている人は、こんな所が気に入ってるのね。そんな特徴があったなんて知らなかったわ」
「○○歳代のお客様が多くいらっしゃるサロンなんですね。ということは私と同年代の方が集まるサロンなんだわ」
というように、現在そのサロンにいらしている既存客から、生の情報が得られるわけです。
その情報を見て、気になる人が新規来店するというわけです。
全く知らない人からのクチコミってことですね。
さて、実際に集めたことがある人は、わかると思いますが、このお客さまの声も、ただ単に既存客に、私のサロンの良いところを書いてください。」と言って、用紙を差し出すと、
「技術がていねいでよかった」とか「親切丁寧でよかった」とか「アットホームで落ち着くわ」
というような声が集まります。
このような声を読んで、見ず知らずの人が、このサロンに行きたくなるかというとちょっと疑問なんですね。
なぜならば、書いてあることが抽象的すぎて、行動を起こしたくならないんです。
あくまでも、具体的に、書いてもらわなくては、あまり意味が無いんです。
あなただったら、もっと掘り下げた具体的な内容を知りたいと思いませんか?
ということで、既存のお客さまに書いて頂く時に、ちょっとしたコツがあるんです。
それは、書いて頂く時に、こちらから深く質問をするんですね。
「○○さんは、うちのお店に来ていただけるようになって、もう1年くらいになりますよね。うちの店の、どんな所が気に入っていただいているのでしょうか?」
と聞いてみる。すると、
「そうね~技術がていねいだしね。」
「どんな技術ですか?」
「パーマね」
「パーマの時に、ロットを巻くじゃない、そのときに、いつもそう感じるのよ。」
「ロットを巻くときに?」
「そう、前に行っていた美容院では、巻くときに結構雑な感じなのよ、毎回髪の毛を引っ張るときに痛かったのよ。
無理やり引っ張るっていうか、人形の髪を扱っているって感じっていうか?」
「あなたのところでは、それがないのよね。」
「あとは、あなたの趣味の食べ歩きが私の趣味と同じで、よく、パーマの時に、おいしいお店の話をするじゃない、
そのお話ししている時間が楽しいのよね。それも理由の一つかな~」
このように、掘り下げてお聞きすると、どんどん具体的に、教えていただけるんですね。
この具体的にお聞きした内容を、お客さまの声として、使わせていただくということなんです。
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