迷惑防止条例違反の公判。
被告人は、ドラッグストアの階段で、ビニールで巻くなど巧妙に細工した携帯電話で、25歳の女性のスカート内を盗撮したとして起訴されました。
被告人は犯行を認めました。
被告人は同種の罰金前科があり、逮捕は4回目、犯行は性障害治療のためのセミナーを受講した帰りでした。
被告人質問で弁護人から、今回の事件を起こした原因を尋ねられた被告人は「やってはいけないと思っていたが、仕事の疲れやストレスがたまると、気づかれずにできた経験が頭に浮かび、気づかれなければいいかと思いやった」などと答えました。
気づかれずにできた経験が頭に浮かんだなら、逮捕された辛い経験を頭に思い浮かべて、思い止まらないといけないでしょ。
しかも性障害治療のためのセミナーを受講した帰りにやるなんて、最悪です。
法廷でいくら反省の弁を述べていても、思い浮かべるのは、逮捕された経験よりも、気づかれずにできた経験なんじゃ、喉元過ぎれば熱さ忘れる、今回の裁判のこともすぐに忘れて、また気づかれずにできた経験が頭に浮かび、きっとまたやるでしょうね。
【かんちゃん情報】
きんこんかんちゃ~ん、公判開廷のお知らせです。
前述「言い逃れはできませんよ(12月29日公開)」の公判(審理)が2月6日(月)に開かれます。
時間:14時30分~15時00分
法廷:704号法廷(大阪地裁)
事件番号:平成28年わ4317号
罪名:強制わいせつ
被告人: 二村聡
昨年12月26日に開かれた初公判で被告人は犯行を否認しました。
被告人は元税務職員。
2008年に起こした事件で懲戒免職になりました。
大阪国税局が、懲戒免職を発表(2009年2月3日)してから、今日(2017年2月3日)でちょうど8年、今回の事件は、どんな弁解をするのでしょうか。
以上、かんちゃん情報をお届けしました。