「便秘による経済的損失は1人あたり年間122万円に相当する」

先日、衝撃の話を聞きました。

多くの人が何となく悩んでいる便秘。
でも病気じゃないし、

いつものことだし、

そこまで困ってないし…

 

慢性便秘を放置していると、経済損失も大きく、

命に関わる病気を引き起こす可能性があるというです。

便秘について、「新常識」をアップデートする必要があります。

知らなければ、命を脅かす、とんでもないことになるかもしれません。

 

 便秘で年間122万円も損

 

「便通異常症診療ガイドライン2023」という最新の医療従事者向けのガイドラインがあります。

 

これによると、


慢性便秘症患者は一般の人と比べて

欠勤率が2.3倍、生産性の低下が1.7倍となり、

年間約122万円の経済損失をもたらすことが明らかになった

 

とあります。

日本人3万人を調査した研究結果によるもので、

便秘で年間122万円も損
するなんて、残念でなりませんよね。

 

ちまちま節約したり、
小金を稼いだりするよりも、

便秘にならないことの方がお得ということなんです。

 

 

 便秘とは…その定義

そもそも、便秘とは、どういう状態を指すのかというのでしょうか。

 

「便通異常症診療ガイドライン2023」の評価委員を務めた鳥居内科クリニックの鳥居明院長によると、便秘は以下のように定義されています。

◇便秘とは「大腸に便が滞る」状態を指し、3か月以上症状が持続すると「慢性便秘症」と定義される。実際の臨床現場では、1か月以上「便秘」症状が持続すると、「慢性便秘症」として対応している。排便困難型と排便回数減少型の2つのタイプがある。

 

 便秘かどうかチェックしよう

 

(1)自分が便秘かどうか、以下の項目をチェックしてみてください。

 

  1. 便の形状が硬便、またはコロコロの兎糞状
  2. 排便回数が週に3回未満
  3. 排便時に強くいきむ必要がある
  4. 残便感を感じる
  5. 肛門に閉塞感があり排便が困難
  6. 排便に介助が必要(摘便など)

 

上記6項目の中で2項目以上該当する場合は便秘症の可能性があります。

(2)ブリストル便形状スケールで、便の状態をチェックしてみましょう。

 

 

1~2=腸内の停滞時間が長く、便秘と判断されます。 

3~5=正常便、特に「4」が理想便です。 

6~7=柔らかすぎて、下痢と判断されます。

 

※便の硬さだけでなく、便の量や色、においの観察も大切です。

 

自分は便秘じゃない、

と思っていても、

第三者目線でチェックしてみると、

ちょっと自信がないかも…と思うところありますよね。

 

便の状態を日々チェックしながら、
慢性便秘にならないよう生活習慣を整えていきましょう。

 

 「糖尿病よりも精神的につらい」


女性に多いイメージのある便秘ですが、

最近では男性、特に高齢の男性にも増え、多くの方が悩んでいます。

 



また、便秘は精神的、身体的な生活の質(QOL)を低下させ、

「糖尿病よりも精神的に辛い」という研究報告もあります。

 

精神的な打撃もそうですが、

実際に肉体にも影響があり、死亡リスクを高めるという報告もあります。

 

詳しくは別のブログをご覧ください。