姿勢を整えて座るときの手の位置について、
先日、友人から
座ったときの手の位置は
『ひざ』の上ではなく『太もも』の上だよ
と指摘されました。

記憶にある限り、
「手はひざの上」と言ってきたし、言われてきたような…。
慣用句というか、日常表現としての共通認識というか…。
でも、実際、手は太ももの上にあります。
友人も、ついこの間まで「ひざ」だと思っていたら、他人から指摘されたんだとか。
「ひざだと、こう前のめりになっちゃうじゃない」
確かに…。
でも、なんかモヤモヤするなあ…。
「ひざ」はどこのこと?
そもそも、「ひざ」はどこを指すのでしょうか。
ぐぐってみたら、
なんだ!!!
あるじゃないですか。
デジタル大辞泉に。
ひざ【膝】
1,ももとすねとの境の関節部の前面。ひざがしら。「膝をすりむく」「膝まで水につかる」
2,座ったときの、ももの上側にあたる部分。「荷物を膝にのせる」
なるほど~~。
つまり、今回の話は1,ではなく、2,にあたる部分。
広義の意味ですね。
なので、
手はももの上ではなく
「手はひざの上で」でOK
だということです。
あ~~すっきり!!!
広義の「ひざ」の使い方例
「ひざ」の意味を理解した上で、使い方です。
1=狭義では
「ひざがしら」「ひざ小僧」「がっくりとひざに手をついた」など。
2=広義では
「子どもをひざの上に乗せる」「ひざにナプキンをおく」「ひざ枕」 など。
そうじゃないと、八代亜紀の名曲「雨の慕情」でも
♪長い月日のひざまくら~
が
♪長い月日のももまくら~
なんてことになり、
しみじみ飲めなくなります。
ただ、
これはあくまでも日本語での使い方となり、
ある意味、わびさびの世界。
英語では「手はひざ→手は太もも」となり
「hands on your knees」ではなく
「hands on your lap」となるそうです。
まあ、「ひざの上」でも「太ももの上」でも自分が分かればいいし、
相手に伝わればいいってことですね。
日本語は奥が深いし、懐も深い。
ゆるくやわらかいのです。
