今回は私のバレエ留学記②ということで、学校生活について詳しく書いていきます鉛筆

留学のきっかけやいきさつについては私のバレエ留学記①をご覧くださいニコニコ

 

私は2014年9 月(当時16歳・高2)~2017年7月の3年間、英国ロンドンにあるEnglish National Ballet School(以下ENBS)に留学・卒業しました。ENBSはイギリスを代表するクラシックバレエ団の1つであるEnglish National Ballet(現芸術監督はタマラ・ロホ)の付属校です。

 

※現在では学校の校長先生や建物も私が留学していた頃と変わり、システムも異なることがあると思います。あくまで私の体験談として書きます。

 

学校のスケジュールバレエ

毎日2時間程度バレエクラスから始まり、トウシューズのクラス、ヴァリエーション、パドドゥ(週3)、コンテンポラリー(週2)、キャラクターダンス(週1)、振付(週1)、フィットネス(体操)などが日替わりでありました。座学ではバレエ史、BeneshというRADの振付の記録法、栄養学、解剖学、音楽、舞台メイクやトウシューズケアの仕方などバレエに関するありとあらゆることを学びました。月曜日から金曜日は8時半~18時まで、土曜日は半日でした。

 

舞台経験バレエ

3年間の中で1番印象に残っているのは、2年生の時に子供向け英国ツアー公演をしたことです。私の年は「眠れる森の美女」を短縮したものを英国各地で50公演ほど行いました。初めて主役をいただき、毎回ベストなパフォーマンスを求められるプレッシャーの中で精神的にも強くなりました。

 photography by ASH

 

毎年クリスマスと年度末(夏)の年2回スクールパフォーマンスがありました。また3年生の時にはEnglish National BalletやBirmingham Royal Balletの公演にコールドとして出演できる機会もありました。

 

 

 

ゆるぎないバレエの基礎や、パドドゥのスキル、キャラクターダンスの知識はカンパニーで働く際に必要不可欠です。また、学校時代に数多くの舞台を経験させていただいたことで、プロとしてたくさんのパフォーマンスをこなす生活にもすんなり馴染むことができました。

 

振付の授業ではみんなの創造性に驚きました目

私は日本ではクラシックバレエしかやってこなかったので、最初は戸惑いましたが、何度もトライするうちに表現することの楽しさを感じるようになりましたニコニコ音譜

 

文化的で美しいロンドンの町で生活できたことも良かったです✨バレエを含めミュージカルやオペラなどの舞台芸術を気軽に鑑賞することができました。無料で開放されている美術館や博物館もたくさんあり、良く訪れていました。休日には広々とした公園でのんびり過ごしたこともありましたチューリップオレンジダンサーとして大切な感性を養うことができたように思います。

 

 ←私のお気に入りの場所の1つ トラファルガー広場

 

 

今日から10月ですねもみじ

私は怪我療養の為の自宅待機もあと1週間となりました。

毎日大学の勉強やフロアバーをしてなるべく健康的に過ごすようにしています。(フロアバーについてはこちらの記事で触れています)

チェコは10月5日からまた非常事態宣言が出て、規制が始まるそうで、劇場関連にも影響がありそうですショボーンこれからが心配です…

 

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