Dobrý den!
現在プラハは日曜日の朝です。とっても寒くなってきました
温かい飲み物がとても美味しく感じます
今日はバレエ留学について。
「バレエダンサーになりたい!」と思ったことがある方なら、1度は留学について考えたことがあるのではないでしょうか。近頃は日本にも専門的なバレエ教育を受けられるお教室が増えてきましたが、職業としてバレエをやっていくことを考えると欧米の方が環境は整っていると思います。
私は16歳から3年間イギリスのバレエ学校に留学していました。世界中から集まった同じ目標を持つ生徒たちと、1日中バレエやダンスに関することについて勉強し、本当にたくさんのことを学びました。留学したからこそ、今があると思っています。
でも、バレエ留学すれば必ずバレエ団に入団できるわけではありません。
留学というとかっこいいイメージがありますが、実際には大変なことや辛いこともたくさんあり、自己管理がしっかりできないと上手くいかないと思います。特にバレエ留学の場合は、10代後半という若いうちに親元を離れることになります。私の周りにもホームシックになって学校を休みがちになったり、辞めてしまったりする生徒がたくさんいました。定期的に試験があり、レベルに達していないと判断されると退学になることもあります。また寂しさや、痩せていなくてはいけないというプレッシャーから摂食障害になる生徒もいました。太りすぎて思うように動けなくなり体に負担がかかって怪我をしてしまったり、痩せすぎてトレーニングどころではなくなってしまったりすることがあります。
それでも強い意志と諦めない気持ちがあるのなら、留学はきっといい刺激になるはずです
留学を叶えるためには、まず自分に合った国・学校を選び、入学許可を頂くこと。そして周囲の理解が必要です。特に家族には高い学費や生活費を払って頂くためにも💦どうして留学したいのか・留学して何を学んでその後何をしたいのか明確に話せるようにしておく必要があると思います。日本に帰国した時にレッスンができるようにバレエの先生にもよく相談しておいた方がいいと思います。
バレエ留学と学業の両立についてはこちらに書いています↓
今はなかなか海外に行くことを考えることが難しいかもしれません。
そこで、今後バレエ留学を考えている人へ今やっておいてほしいことを3つ考えてみました。
1. 基礎を大切にレッスンすること
癖のないクリーンな踊りはどこに行っても気にいってもらえます。
2.英語(外国語)の勉強
イギリスビザ取得に英語は必須でした。言葉が分かれば授業の理解も良くなります。先生や友達と意思の疎通ができれば寂しさも半減します。
3.留学してからのハードスケジュールに耐えられる体作り
栄養バランスを考えて食事をし、しっかり寝てなるべく背を伸ばすこと。
現在プロのバレエ団に入団するためにはある程度の身長が求められます。
また、怪我をしないと上達が早いのはもちろん、踊らせてもらえるチャンスがまわってきます!
何か参考になることがあれば幸いです。
次回は私の留学経験について詳しく書いていこうかなと思っています。
misato