「センス」についての記事の最後にちらりと書きましたが、

実は私はルーマニアのバレエ団で踊るダンサーであり、早稲田大学人間科学部で学ぶ学生でもあります。

 

早稲田大学人間科学部eスクールの勉強はすべてオンラインで行われます。

必修教科もいくつかありますが、基本的には興味のある教科を自分の好きな数だけ選択することができます。海外在住、またバレエダンサーという不規則な仕事をしている私でも無理なく学習できています。お仕事をされている方、世界で活躍されるアスリートなど、様々なバックグラウンドを持った学生がいます。

 

私は16歳(高校2年)から3年間、英国イングリッシュナショナルバレエスクールへ留学していたため高校は卒業していません。(一応留学中は休学という形でした)

しかし、渡英前に高校卒業程度認定試験を受験し高卒認定を取得していたため、バレエ団に入団後生活に融通が利くようになったら直ぐに大学受験に挑戦することができました。

 

バレエダンサーは体を酷使する寿命の短い職業です。怪我はつきものですし、体は衰えていくため一生バレエダンサーとして生きていくことは不可能です。

一方で、平均寿命が伸び続ける今、ダンサーを終えた後の人生は長くなっています。小さい頃から生活の大部分をバレエに捧げてきたダンサーは、第2の人生を前に困惑しがちです。

ダンサーとしての生活を終えた後自分には何ができるのか・何がしたいのか。

現役である内からバレエ以外のことにも興味・関心を持ち、いろいろなことを勉強しておいた方がいいと思っています。なにより、新しい知識や考え方を得ることは本当に面白いです!

 

海外のバレエスクールやバレエ団に所属していて大学に行くことにも興味がある方々の参考になれば嬉しいです

misato