日航123便墜落事件 隠された遺体
【5】青山透子 河出書房新社

前回のブログ記事は以下の通りです。
『日航123便墜落事件 隠された遺体』
青山 透子 (河出書房新社)【4】
アメーバブログ記事より
『日航123便墜落事件 隠された遺体』 青山 透子 (河出書房新社)【4】アメーバブログ
目次となります。
目次
序章 最高裁への茨の道
第1章 独立なき司法の判断
第2章 看護婦が見た隠された遺体
第3章 検証
― 羽田空港地上衝突・大炎上事故報道
◉JALの手柄報道の裏側 ☚前回
◉90秒あれば脱出可能
◉ゴーアラウンドはできた?
◉運輸安全委員会委員長はなぜ無言なのか
◉日本エアシステムとの経営統合による弊害
◉衝突事故の前兆
◉酒乱騒ぎ――米国地元警察出動!
◉隠蔽施設としての日本航空安全啓発センター
終章 未来への道程
◉最高裁決定についての記者会見 ☚今ココ
◉緊急提言― 羽田空港地上衝突・大炎上事故のボイスレコーダーをJALに保管させるな!
あとがき
注釈
補遺
*現在は「看護師」という呼称が一般的ですが、本書では時代背景を鑑み「看護婦」という呼称を使用しています。
2024年 8月 20日 初版印刷
2024年 8月 30日 初版発行
以上となります。
“ 第3章 検証― 羽田空港地上衝突・大炎上事故報道 ” を読み終えました。
第3章の概要をざっくりと説明しますと、本章のテーマ “ 日航123便墜落事件 ” からは一旦離れて、2024年1月2日に発生した “ 羽田空港地上衝突・大炎上事故報道 ” について、青山透子氏の視点から検証しております。
当時の状況について、現役のパイロットや元機長からのご意見を参考に検証しています。
日本航空が日本エアシステムと経営統合したことによる弊害についても、具体例を出して語っております。
双方の企業文化の違いと能力の差が、事故の原因に繋がる事もあると指摘されております。
第2章では、ハインリッヒの法則を出して、日本航空の危うさを指摘されておりますが、このところの連続した日航機によるトラブルや事故を表にして、再び大事故が発生しないよう厳しい指摘をしております。
参考に… AI殿にお伺いしました。
ハインリッヒの法則とは?
AI による概要
ハインリッヒの法則とは?労働安全の基礎から応用まで徹底解説 ...
ハインリッヒの法則とは、1件の重大事故の背後には 29件の軽傷事故と 300件の無傷事故(ヒヤリハット)が存在するという経験則です。この法則は、アメリカの損害保険会社の安全技師ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、労働災害の発生に関する統計を分析して導き出したものです。
ハインリッヒの法則のポイント:
1:29:300の法則:
重大事故 1件の背後には、29件の軽傷事故と300件のヒヤリハット(事故寸前の状態)が存在する。
ヒヤリハットの重要性:
重大事故を未然に防ぐためには、ヒヤリハットの段階で原因を究明し対策を講じることが重要です。
事故の連鎖:
小さなミスやヒヤリハットを放置すると、やがて重大事故につながる可能性がある。
活用例:
製造業、建設業、運輸業、医療など、事故のリスクが高い業種で特に重視されています。また、近年では、顧客からのクレームやコンプライアンス違反など、事故以外の分野でも活用されています。
〜以下、省略〜
今回はここまでです。