キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑 日比谷公園〘2024.5.19〙 | ひろのブログ

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キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑 となります。

にっこり


日比谷公園
2024.5.19(日)撮影



こちらが、『キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑』となります。
にっこり



小生は、今回初めてこの顕彰碑の存在に気が付きました。
それほど目立たない?ところに設置されていました。
なかなか日比谷公園の敷地が広いとは言え、良さそうな場所の選定には苦慮されたのかと推定されます。
凝視驚き驚き驚き


道路の近くに設置されていました。
具体的には、日比谷公会堂に近い場所となります。
凝視


奥まった空間に設置されていました。
たまたま、近くにモミジバスズカケノキと推定される樹木があり、樹木の根元付近に土鳩さんたちがいて、大変真剣に草を食べておりました。
『真剣白刃取り』の境地となっておりました。
凝視驚き
それを熱心に撮影している小生…。
無気力無気力無気力

そんな感じで、偶然に気がついた次第でございます。
真顔


こちらは、顕彰碑の碑文を撮影しました。
にっこり




『キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑』

キリノ大統領声明
1953年7月6日,
アメリカ合衆国ボルティモア

私はフィリピンで服役している日本人捕虜に対し,フィリピン議会の同意を必要とする大赦ではなく,行政上の特赦を与えた.
私は,妻と3人の子供,5人の親族を日本人に殺された者として,彼らを赦すことになるとは思いも寄らなかった.私は,自分の子供や国民に,我々の友となり,我が国に末永く恩恵をもたらすであろう日本人に対する憎悪の念を残さないために,これを行うのである.やはり,我々は隣国となる運命なのだ.
私は,キリスト教国の長として,自らこのような決断をなし得たことを幸せに思う.私を突き動かした善意の心が人類に対する信頼の証として,他者の心の琴線に触れることになれば本望である.人間同士の愛は,人間や国家の間において常に至高の定めであり,世界平和の礎となるものである.

エルピディオ・キリノ • フィリピン共和国大統領 (1890〜1956. 大統領在任は 1948〜53)は,第二次世界大戦中に妻子を失ったにもかかわらず,1953年6月,モンテンルパ刑務所に収容されていた日本人戦犯105名全員に恩赦を与えた.同年7月,キリノ大統領による決断に感謝するため,この地において,「国民感謝大会」が開催された.

日 • フィリピン国交正常化60周年にあたり,天皇皇后両陛下がフィリピンを国賓として御訪問された本年,日本国民のキリノ大統領への感謝と敬意の証として,日 • フィリピン友好及び世界平和への決意を新たにするものとして,この地に顕彰碑を建立する.

関連事項
平成28年6月18日 顕彰碑除幕式
外務省

キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑除幕式
外務省 ウェブサイトより


キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑除幕式|外務省

外務省 ウェブサイトより、引用して紹介して置きます。
凝視


キリノ元フィリピン大統領の顕彰碑除幕式
平成28年6月14日

❝6月18日午前,在京フィリピン大使館の主催により,日比谷公園において,エルピディオ・キリノ・フィリピン共和国元大統領(H.E.Elpidio QUIRINO,former President of the Republic of the Philippines)の顕彰碑除幕式が開催されます。


今回はここまでです。

にっこり