レマルク、秦豊吉 訳 『西部戦線異状なし』
(新潮社) その5 となります。
前回のブログ記事は、以下の通りです。
レマルク、秦豊吉 訳 『西部戦線異状なし』
(新潮社) その4 アメーバブログ記事より
レマルク、秦豊吉 訳 『西部戦線異状なし』(新潮社) その4 アメーバブログ記事
目次です。
章の名称は、小生が勝手に付けたものです。
青色標記 は、今回新たに読み進めた章となります。
目次
一 . 戦場の食事,傷病兵の見舞い 5 (27)
二 . 戦友の長靴と別離,新兵教育 32 (22)
三 . 戦友の才能,班長への軍隊教育 54 (20)
四 . 砲弾,毒ガス弾砲撃を受ける 74 (33)
五 . 軽営倉,家鴨の蒸焼肉 107 (36)
六 . フランス軍との肉弾戦 143 (52)
七 . 休養帰還,母の愛 195 (70)
八 . ロシヤ兵の俘虜との交流 265 (15)
九 . 戦場の斥候,敵兵の刺殺 280 (45)
十 . 野戦病院,カトリック病院 325 (55)
十一 . 逃亡兵,砲弾病,戦友の死 380 (27)
十二 . 西部戦線異状なし 407 (5)
あとがき 412 (8)
一 . 南スイスのレマルク邸宅訪問
二 . 『西部戦線異状なし』について
三 . レマルクの経歴
以上です。
本書の出版関連について
1929.1.31 出版
昭和4年(1929年) 日本語訳 出版
新潮文庫版について
昭和30年9月25日 発行
平成19年1月25日 66刷改版
令和 5年9月 5日 75刷
簡単なあらすじとなります。
九 . 戦場の斥候,敵兵の刺殺
塹壕(砲弾穴)での敵兵(フランス兵)を刺殺。
敵兵の介抱、そして敵兵が死ぬまでの描写とレマルク氏の心境が綴られています。
十 . 野戦病院,カトリック病院
レマルク氏と戦友の1人が、砲弾の破片により重傷を負います。
野戦病院で応急手当、野戦病院列車でケルンのカトリック病院に送られる。戦傷兵たちとの交流、病院内の出来事が綴られています。
十一 . 逃亡兵,砲弾病,戦友の死
レマルク氏の戦友の1人が逃亡兵となります。
戦場では、戦友が砲弾病により、常軌を逸した行動をとったり、戦死したりする様子が綴られています。
十二 . 西部戦線異状なし
志願兵パウル • ボイメル君(レマルク氏)の独白となります。
読後感ですが、長く読みつがれて来た名作だけあって、作品中にぐいぐいと引き込んでいく力があります!
日本語訳をされた、秦 豊吉氏も、分かり易い翻訳をしてくれていると思います。
小生の関心も、第一次世界大戦に少しシフトしそうな感じです。
何か外にも第一次世界大戦を知る分かり易い書籍があれば読んで見たいと考えております。
最後に、映画🎬情報です。
『西部戦線異状なし』の映画🎬がありました。
西部戦線異状なし (2022年の映画)
Wikipedia ウェブサイトより
西部戦線異状なし (2022年の映画) - Wikipedia
西部戦線異状なし