教え方の工夫

愛する人に何かを教えようとする時に
愛する人が " どこまで知りたいと感じているか " を察してあげることが大切なんだ

人はついつい
自分が教えてあげられることを良心的に包み隠さず次々と教えることが善であると思いがちなんだけど
相手の境界線を汲み取ってあげた上で
冷静に　" 今　教えてあげた方が良いこと " だけをピックアップしながら
教え方を工夫するといいんだ

例えば
教わる側の潜在意識にも様々なパターンがあるよ
①これをあなたから教わりたい
②今　これをあなたから教わるんでも別にオーケー
③これを教わるのならできれば他の誰かから教わりたい
④これは特に教わりたくは無い　人から教わるのではなくやがて自分で気付きたい

①や②の意識で傾聴してもらえたらさ　つい嬉しくなっちゃって
ヒートアップしがちになると思うんだけど
ここで　③や④の内容に踏み込んでしまわないように注意するといいんだ

教える側の " 教えたい範囲 " と
教わる側の " ①と②の範囲 " は
必ずしもイコールでは無いんだ

教える側は
相手の自力で発芽できる種の底力を奪うことなく
ぐんぐん伸びゆく新芽を摘むことなく
初歩的内容も含め　相手と丁寧に意思疎通し合いながら
将来へ向けた種まきをしよう

大切なのは
教わってくれる人へ向けた
愛なんだ