続いて、キャスト、スタッフの皆んな。


ほとんどが前回から引き続きのメンバー。

会うのは久しぶりだったはずなのに、
顔合わせの日から、
安定の平和な空気感で、
全然、久しぶりな感じがしなくて
家族みたいで、安心した。


今回から参加の、新たなメンバーも、
みーんな素敵な人たちで、
すぐに仲良くなれて、
作品や、役についてや、
全く関係ないことも、沢山お話しした。



演出の西森さんをはじめ、
スタッフさんも、
久しぶりに会う方ばかりで…


本当に、
この座組に帰って来たんだって、
嬉しくて仕方がなかった。



ただ、稽古開始から本番終了まで
あまり時間が長くないことも分かっていて
実は始まったころから、
既に寂しさを感じていたのも事実。


でも、その短い期間の中で、
作品を心から愛して、役を心から愛して、
たとえ、思い悩むこともあっても、
真っ直ぐに向き合う皆んなを見て、


負けないように、頑張ろう、
皆んなの頑張りを無駄にしないように
頑張ろうって、思えました。





私自身も、今回、
自分の中での、突破すべき課題に、
立ち向かっていましたが、
 

お客様のためなら、妥協せず、
絶対に諦めることをしないで、
キャラクターをそして、私達を信じて
愛のあふれる厳しい言葉をくださる、
西森さんや、



細かな所まで見てくれて、
ダメ出しのメモを
お手紙みたいに一人一人に渡してくれる
演出助手のゆかさんに、
沢山のアドバイスを頂き、 



それが嬉しくて、その言葉に応えたくて、
壁を超えたくて、
上手くいかなくて、迷った時も、
諦めずに進むことができました。



また、キャストの皆んなの顔を
毎日みるだけで、もう、本当に、
安心して、元気になれて頑張れました。




アンサンブル、遊さん。

前回からの続投だった遊さん。
今回、アンサンブルの女性キャストは
遊さん一人だったから、
幾つもの役を演じ分けるのは
とても大変だったと思うけど、
しっかり者で、気遣いができて、
スタッフさんのお手伝いまで
よくされていて、
本当に素敵なお姉さんです。

本番中は楽屋も一緒で、
沢山お話しして笑ってたのしかったな。

遊さん、ありがとうございました。




アンサンブル、晃太郎さん。

舞台 遙かシリーズは、
4年目になるという大先輩。

原作のゲームには誰よりも詳しくて、
聞けば何でも答えてくれて、
現場では、プロフェッサーと
みんなに呼ばれるくらい!

私が早めに稽古場に着くと、
誰よりも早く稽古場に来た晃太郎さんが
お掃除をしている姿を、よく見かけました。
とっても素晴らしい先輩です。

ありがとうございました!




アンサンブル、ジャッキーさん。
 
前回に続き今回も現場のムードメーカー。
ちなみに本名は、斎藤洋平さん。

ジャッキーに憧れる余り、
ジャッキーの写真に自分の顔を
合成で当てはめたり、
アクションのモノマネをよくしてる。

お茶目な印象が強すぎるけど、
とても優しくて、
さりげなく気遣ってくれたり、
とにかく謙虚だったり。
努力もしっかりする。

メリハリのあるジャッキーさん、
本当に尊敬してます。

ありがとうございました!





アンサンブル、勇一さん。

とにかく、本当に、
真面目で謙虚なイメージ。

ここのアクション、
やり辛くない?大丈夫?
そんな風に、
よく声をかけてくれました。

榎本中将の役の時の
あのお髭が、凄く似合っていて、
声も渋くて、良かったなあ。

あと、未来人の時の
「止まりやがれ!」の台詞大好き。

ありがとうございました。




アンサンブル、雅さん。

とにかく、可愛いんじゃ。

本場前に、長かった髪を
ばっさり切ったけど、
やっぱり可愛いんじゃ。
たぶん、素材だね。

いつも、淡々としているけれど、
自分のすべきこと、役目は
しっかり果たす。

稽古着は猫のTシャツばかり。
色々なバリエーションがあって、
毎日見るのが楽しみだった。笑

雅さん、
ありがとうございました。





アンサンブル、おがさん。

おがさんも前回に続き、
沢山のお世話になりました!

アクションについて、
優しくアドバイスをくれたり、
お茶目な冗談で笑わせてくれたり
天然っぷりで、笑わせてくれたり。

井波のお芝居も、
見るたびに磨きかかかっていて、
本当に素晴らしい、と、
負けずに頑張ろう、と、
いつも、思っていました。

おがさん、
ありがとうございました。




アンサンブル、ほそさん。

マスターに、怨霊に、その他にも沢山、
演じ分けなければならないのに、
全体のアクションについても
よーく見てくれて、
アドバイスをくれました。

作品をよくするためなら、
妥協をしない、ほそさんの姿勢、
本当に素晴らしいと思います。

マスターの役も、前回より、
もっと板に付いていたというか…
私服のほそさん見ても、
マスターに見える時がありました。笑

ありがとうございました!





藤堂尚哉 役、こにーさん。

とにかく、優しくて、謙虚で、
なんか、ふにゃふにゃしてるのに、
しっかりすべき所はしっかりしていて、
皆んなをよく見てくれていました。

藤堂さんが出てくると、
空気がガラッと変わる。

本当に、座組の芝居の空気感を
引っ張ってくれて、
良い意味で、
掻き乱してくれていました。

私の経験値と力量じゃ、
まだまだ、到底及ばないけど
いつか、私も、
そんな役者さんになりたい。

こにーさん、
ありがとうございました!




萬役、まさくん。

人間に限りなく近いクセに、
人間にはではない、という、
とても難しい役を、
最後まで諦めずに、向き合っている姿、

そしてちゃんと
少しずつ、向上していく姿が、
本当に、素晴らしいなと思いました。

アクションも、くるくる回るような
人間ではあまりしない動きばかりで、
いつも大粒の汗を流していて、
大変だっただろうな。

それなのにいつも、気遣ってくれて、
優しく声をかけてくれました。

支えてくれて、心強かったです。

まさくん、ありがとうね。




友部達夫 役、なりけんさん。

もう、普通に歩いてても、
友部にしか見えないよね。笑

友部らしい、アクションや、
動き、表情、大好きだなあ。

友部との絆アップのシーン、
今回は、有馬ルチに入れてもらえて、
嬉しかった。

友部という役としてだけではなく、
なりけんさんそのものの、
ひとの良さと、優しさと、
おっちょこちょいな所に、
とっても、癒されていました。

なりけんさんと、お話するだけで、
元気をもらっていました。

なりけんさん、
ありがとうございました!





里山村雨 役、としさん。

とにかく作品への、役への愛情が深い。

お客様に喜んでもらうために、
ありとあらゆる手段を考えていました。

としさん自体の、
落ち着いているのに、お茶目な所が
舞台の村雨さんならではの
魅力に繋がっていたんだと思う。

日替わりの、村雨さんと、
ダリウスのやりとり、
九段さんとのやりとり、
シュールで好きだったな。

村雨マルチは、
会話で見せる感じでしたが、
村雨さんとの間に流れる空気感は、
少し緊張感があるのに心地よかった。

としさん、ありがとうございました!




萩尾九段 役、たかさん。

本当に優しい、大人しい。

なんか、いてくれると心がほっこりする。
まさに、九段さんのようでした。

たかさんの、九段さん、
本当に大好きなんだよなー。

たかさん自体も、私より年上だし、
九段さんも梓より年上だけど、
一生懸命な姿、真剣な瞳が、
可愛いんですよね。

マルチも、凄く癒された。
あんなに、癒されるマルチないよ。
本当に本当に楽しかった。

千代との空気感も、
本当に幼馴染みたいで好きだったな。

たかさん、ありがとう!





本条政虎 役、佑さん。

沖縄出身だからか、凄くのんびりで、
気だるげな感じが、まさに虎。

今回が、初めましてでしたが、
本当に気さくで、面白くて
佑さんとお話すると、不安なこととか
良い意味で、どうでもよくなった。笑

虎のアクションは、八葉の中でも、
恐らく1番大変だったと思うけど、
豪快に暴れる姿はすごかった!
かっこよかった!

お芝居の中でたまに見せる、虎の笑顔、
マルチの日に見ると
その笑顔は、もっと優しく見えて、
佑さんの虎、素敵でした。

ありがとうございました!





ルードハーネ役、りゅーさん。

ルードくんの、武器の使い方、
もう、プロでしたね。

可愛い印象が強いルードくんなのに、
あれを振り回して走る姿は、
とってもかっこよかったです。

りゅーさん、真面目で、努力家だから、
稽古も途中からの合流だったのに
皆んなに追いつくの早かったな。

個人的に、りゅーさんの、
ご飯を食べてる時がツボ。笑
わんぱく少年のように、美味しそうに
パクパクたべる。笑

マルチも、ルードくんの年相応な一面と、
歳のわりにしっかりした一面の
両方を見ることができて、

梓とルードくんならではの、
空気感が、とっても好きでした。

りゅーさん、
ありがとうございました!



片霧秋兵 役、のりさん。

初演からのキャストのなかで、一番、
成長にびっくりしたのがのりさん。

秋兵さんを演じている時に
まとっている空気が、
秋兵さんらしさを、増していた。

のりさん自体の、
のんびり、ほわっとした感じが、
秋兵さんというキャラの中に溶け込んで
のりさんにしか出来ない
秋兵さんになっていました。

梓が1人で軍邸を出てしまったシーン、
秋兵さんに、何かあったのですか?
と、優しく聞かれて、
その優しさに胸が苦しかった。

マルチの、秋兵さんの
お父さんを大切に思う心と、
お父さんの罪を償いたいという心には、
痛いほど胸を締め付けられました。

のりさん、ありがとう!



コハク役、しんいちさん。

コハクのことが、
大好きで大好きで仕方がないのが、
凄く伝わってくる。

しんいちさんがコハクに似てるのか、
コハクがしんいちさんに似てるのか、
真っ直ぐな所、眩しい笑顔が、
まさにコハクなのです。

優しくて、本当にお兄ちゃんみたいで、
それと同時に、努力家で、
向上心の塊のような、しんいちさんに
負けないように頑張りたいって、
勝手に良い刺激をもらってたなぁ。

楽日のお昼のマルチ、コハクの心に
寄り添いたいって本気で思って
想いが溢れ出した。

しんいちさん、ありがとう。



ダリウス役、ゆうきさん。

ダリウスは、鬼の首領だけど、
ゆうきさんは、この座組の首領みたい。

余計なプライドなんて持ってなくて、
皆んなをよく見て、動かすのが上手。
私も沢山助けて頂きました。

豪快なのに、繊細なところが、
ダリウスによく似てると思う。

常に、役や作品に対して、色々模索して
何度もチャレンジしている姿、
とっても素晴らしいなと思います。

マルチは、ダリウスの笑顔の裏の
心が垣間見える
ダリウスと梓らしいシーンでした。

ゆうきさん、ありがとうございました。




有馬 一 役、かずきさん。

普段は、本当に小学生みたいで、
なんか、ヘラヘラしてるのに、
お芝居や殺陣をしている時の顔は
キリっとしていて、
時には、真剣にお芝居の話もしたり。

その切り替えを見ると、
本当にプロだなって思う。

なんだかんだで、
皆んなをまとめてくれていました。

舞台版の有馬さんの中には、
原作の有馬さんのような、
真面目な部分と、
かずきさん自体のやんちゃ要素が
ちょっとずつ入ってて、

時にかっこ良く、時に可愛らしい
有馬さんが出来上がっていました。

有馬ルチも、
初演の時とは雰囲気も違って
とっても楽しかったな。

かずきさん、ありがとうございました。





そして、駒野千代 役、優花。

本当に、たくさん助けられた。

私より、年上で、しっかりしてて
お姉さんみたいに優しく支えてくれて。

でも、優花には、お姉さんがいて、
妹的な要素も強いから、
私には無いような、
人懐っこさや甘え上手さも
兼ね備えてて、
そういう所は、本当に可愛い。

気付いたら、隣にいてくれてる。
見守っていてくれる。
本当に千代のような存在でした。

稽古、本番を経て、舞台に立つ、優花が、
どんどん千代になっていって、
今回からの参加で、不安もあっただろうに
沢山頑張ったんだなって。

優花が千代だったから、
私も梓でいられたと思う。

ありがとう、私の対。大好き。





そして、今回も沢山のスタッフさんが
舞台の裏で忙しく、動き回り、
支えて下さりました。

小道具も、大道具も、
音楽も殺陣の音も、映像も
物販も、お掃除も、もう、全部、
表に出る人間だけでは
絶対に成り立たない。


本当にありがとうございました。




また、大好きなみんなと、
叶うことなら、この現場でも、
もちろん違う現場でも、
会える日が来るといいな。


それまでに、少しでも成長した
自分になれているといいな。




最後に、梓へ。

黒龍に選ばれた神子のあなたが、
私を強くしてくれたんだよ。


この1か月くらい、あなたと手を繋いで
一緒に駆け抜けてきたから、
こんなにも、八葉や萬、千代や、
そして、言ってみれば敵にあたる
藤堂さんのことでさえ
大切に思うことが出来たんだよ。





「みんなが幸せになる未来。」

簡単なことじゃないけど、
ひとりひとりが手をとり合えば、
無理なことではないよね。


梓、本当にありがとう。


いつか、遙かなる時空の中で
また、あなたと、手を繋ぎたいな。



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長文、失礼いたしました。


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