今日は、エネの電脳紀行を紹介にゅん ver3





























世界終了の折に逃げ切って
終焉を見た
そんなので私は特例なんだって
ホルマリンの香りが
溢れかえる部屋で
眠るようにココロと身体が離されて
つながった電脳心理 糸クズのよう
ディスプレイ端末からの
私は随分派手で
気が付いたらもう
完全に息を引き取っていた
あれでもない これでもない それでもない
指示電波が秒速で部屋に響く
「逃げ出したい」
苦しみが つながらないドアを開けた

さぁ、Eの波間漂う影
無機質な文字列の談笑
蜘蛛の糸を縫うかの様に
駆ける炎を纏った狐
蒼い羅針盤が指す先へ
息を止めて イキヲトメテ
全てが嘘を吐く真実なんて
今日はうんざり、
もう眠ってしまおう

この世界の考えは
110度安定してて
捻じ切った論理間が流行なんだって
お好みのチャンネルは
2つ目を推奨してる
「Q.好きなモノはなんだい?」
「A.随分簡単なことだ、ヒトのフコウのアジさ」
「ゴミクズだね」
それはそれで良いけれど。
「何がおかしい!」だなんて
発送が陳腐だよ?
もう死んじゃえば良いのになぁ
それでもさ その中で 浮遊した
この感度は
どうやらもう馴染みかけて
逃げ出したい 膨らみは 加速して
息を止める

あぁ、トロイの夢詰み込まれた
継ぎ接ぎだらけの木馬が言う
「意味は要らない、愉しくなれ」
惰性で溶け出す炎の壁
電子欲の旅は続く
蒼い羅針盤は今日もまた
誰を殺す?君を殺す?
くるくるくるくると廻ってさ
Eの空が
0と1を今日も平然と垂れ流して
圧縮した逸る心
稲妻の鳥を追い越したら
電子欲の旅の終わり
蒼い羅針盤が指していた
ディスプレイの向こう側で
冴えない君だけが見ていた。
もう世界はうんざり
目を覚ましちゃおう
なんていうか正直
ちょっと笑えてさ
今日は、ヘッドフォンアクターにゅん ver3



















その日は随分と平凡で
当たり障り無い一日だった
暇つぶしに聞いてたラジオから
あの話が流れ出すまでは


「非常に残念なことですが、
本日地球は終わります」と
どこかの国の大統領が
泣きながら話をするまでは。


窓の外は大きな鳥たちが空覆い尽くしてく渋滞中
三日月を飲み込んでどこかへと向かってる
やりかけてたゲームはノーセーブ
机にほぼ手つかず参考書
震える身体をいなす様にすぐにヘッドフォンをした


不明なアーティスト項目の
タイトル不明のナンバーが
途端に耳元流れ出した
「生き残りたいでしょう?」


蠢きだす世界会場を
波打つように揺れる摩天楼
紛れもないこの声はどう聞いても
聞き飽きた自分の声だ


「あの丘を越えたら20秒で
その意味を嫌でも知ることになるよ。
疑わないで、耳を澄ませたら20秒先へ」



交差点は当然大渋滞
もう老若男女は関係ない
怒号やら赤ん坊の泣き声で埋まっていく


暴れだす人  泣き出す少女
祈りだした神父を追い抜いて
ただ一人目指すのは逆方向
あの丘の向こうへと


ヘッドフォンから依然声がして
「あと12分だよ」と告げる
このまま全て消え去ってしまうならもう術は無いだろう



ざわめき出す悲鳴合唱を
涙目になってかすめる10秒


疑いたいけど誰がどうやっても
終わらない人類賛歌



「駆け抜けろ,もう残り1分だ。」
その言葉ももう聞こえない位に


ただ目指していた丘の向こうは
すぐ目の前に


息も絶え絶えたどり着いたんだ
空を映し出す壁の前に
その向こう白衣の科学者たちは
「素晴らしい」と手を打った


疑うよ。



そこから見る街の風景は
まるで実験施設の様でさ



「もう不必要だ。」
科学者は片手間に爆弾を投げた


箱の中の小さな世界で
今までずっと生きてきたんだなと


燃え尽きていく街だったモノを
ただ、呆然と見る耳元で


ヘッドフォンの向こうから
「ごめんね」と声がした

今日は、目隠しコードを紹介にゅん ver3


















希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない。
依然僕にマチガイをインポートする。


ズボンの裾伸びきってiPodのコードが揺れる
イヤホンをあてがって
とりあえずはフード被っておけば問題ないや。
「目隠し完了。」
いつもどおり視えない現状。
非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる。


案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて
生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。
「さぁさぁ、なんかないものか。」と 
ユレ気味にビートを刻めば
そうそう悪いもんじゃあないさ。


まぁ、飽きないうちは。


虚栄心を呑み込んで
2つ目の遮断機を右へ。
期待に胸が詰まって
口元がちょっとニヤッとしそうだ。


グルービーになりきって
走り気味にリードするけど
俄然空気に馴染んで 
誰にも気付かれていないのなら
断然オーライ 


「任務続行。」   
あと20分。
引けないでしょう? 
スニーカー結び直して
「ほら、合図だ。クールに行こう。」 


上昇中の体温なら、ハイパスで一気にトばして
延々肥大中の街を西へ、北へ、君のそばへ。
「おいおい、ちょっとオーバーだろ?」
金髪のヒールが笑えば、
残念、解らないだろうね。
隠し切れない 君じゃ。


募集人数無制限。
無論、途中参加も歓迎。
募集要項無条件。
服装は自由。


自称ウブな君だって
合言葉ハサんで即加入。
そりゃあそうさ僕なんて
ニジオタコミュショーヒキニート。
だが問題ないぜ?


「気分最高」
振れるピーキー
止まない警鐘
ネオンが不意に落ちれば
さぁ、フードを脱いでみせて。


案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて
生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。
「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と
赤い目こすって見渡せば
なんだい、つまんなくもないな。
じゃあ、冷めないうちに


いただいてしまおうか。
今日は、如月アテンションにゅん ver3















WOW 行き先はどうしよう ちょっと私服じゃマズイかな
あぁ、何もかも 放り出しちゃた午後

WOW 背伸びしたヒールじゃ ちょっと踏み出しにくいからさ
少しラフにフード付けて ばれないように行こう

商店街 路地裏へ抜けて
あぁ、なんだか ドキドキしちゃいそうだ

ふいに 風が吹いたら フードが脱げて すぐさま観衆目線だ
「…やっぱ いつも通りの週末になっちゃいそうです」

散々だなぁ 辞めたいなぁ 満員御礼! なんて言うけど
その実ブルーなので 困っちゃうよ 目立っちゃうな
散々だなぁ 逃げたいなぁ 期待しちゃうよ。
「もう私を見ないで!!」 …なんて言葉も ポケットにしまおう。

WOW 昔からなんだかちょっと人目を惹くんだよなぁ
それもまぁ、もう慣れ始めてしまいそう

WOW 聞いたことあるんだ ちょっと思い出せないけど
「あぁもう!いやな体質だなぁ」 そんなこと言えもしないけれど

大通りがパニックに変わる
もうアイドルなんて辞めちゃいたいよ

「こんな事になるとは…」 あの日の馬鹿な私は単純思考で
ちょっとステージライトに 夢を描いちゃったんです…

散々だよ 言えないよ 歓声が溢れちゃうけど
「これそんな良いですか…?」 つまんないよ 解らないよ
散々だなぁ 消えたいなぁ 声にならずに
「嫌だ。涙が出ちゃうよ」 そんな言葉で ポケットを埋めた

…こんなんじゃもういけないね 歓声が聞こえるでしょ?
夢見てた風景に 気づいたらもう出会っていて
「散々」なら変えたいな 一人じゃないよ
さぁ かっこつけないような言葉で

あぁ、なんだかいけそうだ! 心臓が弾けちゃうほど
溢れ出しそうなので 奪っちゃうよ!? 奪っちゃうよ!?
伝えたいこと詰め込んだ そんな「夢」から
もう目を離さないで さぁさぁ、明日も スキップで進もう!!



今日は、空想フォレストを紹介にゅん ver3

















夏風がノックする

窓を開けてみると

何処からか 迷い込んだ鳥の声




読みかけの本を置き

「どこから来たんだい」 と笑う

目隠ししたままの 午後三時です




世界は案外シンプルで

複雑に怪奇した 私なんて

誰に理解も されないまま




街外れ、森の中、人目につかないこの家を

訪れる人など居ないわけで。




目を合わせないで!




固まった心、一人ぼっちで諦めて

目に映った 無機物に

安堵する日々は

物語の中でしか知らない

世界に少し憧れることくらい

許してくれますか?




淡々と流れ出した

生まれてしまった理不尽でも

案外人生なんで。

私の中じゃ。




ねぇねぇ、突飛な未来を

想像して膨らむ世界は

今日か明日でも

ノックしてくれないですか?




なんて妄想なんかして

外を眺めていると

突然聴こえてきたのは喋り声




飲みかけのハーブティーを

机中に撒き散らし

 「どうしよう…」 

とドアの向こうを見つめました。




 「目を合わせると石になってしまう」

それは両親に聞いたこと

私の目もそうなっている様で




物語の中なんじゃいつも

怖がられる役ばかりで。

そんな事知っている訳で。




トントン、と響きだした

ノックの音は初めてで

緊張なんてものじゃ

足りないくらいで。




ねぇねぇ、突飛な世界は

想像してるよりも

実に簡単にドアを

開けてしまうものでした。




目を塞ぎうずくまる姿に

その人は驚いて

 「目を見ると石になってしまう」

と言うとただ笑った




 「僕だって石になってしまうと

怯えて暮らしてた

でも世界はさ、案外怯えなくて

良いんだよ?」




タンタン、と鳴り響いた

心の奥に溢れてた

想像は世界に少し鳴り出して




ねぇねぇ、突飛な未来を

教えてくれたあなたが

また迷った時は

ここで待っているから。




夏風が今日もまた

あなたがくれた服

のフードを少しだけ

揺らして見せた。