夕方の国際宇宙ステーションを観よう! | [みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

国際宇宙ステーション(ISS)は、現在、宇宙(地上から高さ約400km上空)を飛んでいる人が乗っている唯一の物体です。速さは秒速で約8km(時速28000km)で地球を約90分間で一周します。一日では16周します。、大きさはサッカー場くらいで条件がそろえば(日の出前と日没後の2時間ほどの間)地上から肉眼で見ることができます。
JAXA HPより引用

明日の夜、沖縄から九州の沖、四国の沖、紀伊半島の先の潮岬をかすって富士山上空、福島県から太平洋に抜けるコースでISSが飛来します。
JAXA HPより引用

和歌山では南西の低い空から見え始め南の空に移動しながら高くなって南東の空で最大高度は71度になります!(水平が0度、真上が90度)

この時ISSは紀伊半島の先端の潮岬の上空を抜けた頃で(20:14:30)(和歌山市から)ISSまで直線距離で423km、南東から東へ進み北東の低い空で消えます。


ISSは秒速約8km(時速28000km)で宇宙空間を飛んでいます。光速は秒速30万kmと言われていますから光速の37500分の1の速度です。

太陽から一番近い恒星(自分で光っている星)はケンタウルス座アルファ星で距離は4.243光年です。

単純計算でISSが隣の恒星まで16万年かかります。


現代の科学では隣の恒星まで旅行するのは不可能そうです。

やっぱりワープするしかないなぁ!

その前に波動エンジンを手に入れなければ・・・