昨日、岬町(大阪府泉南郡)のクデット・ディ・ムジカ・みさきで 第4回 シューベルティアーデがあったので参加してきました。
これは和歌山大学の山名敏之先生と奥様のお二人の連弾で1820年製のフォルテピアノで当時の連弾作品を演奏するという贅沢な企画です。
星降る町の音楽会Vol.11のチラシを挟ませてもらおうと少し早めに行きました。
二階の席からは一階のフォルテピアノが直下に見えます。全体を見渡せる場所の席を取らせてもらいました。
右側は1820年製フォルテピアノ ローゼンベルガー製作
左側は1782年製の複製楽器(2002年製)でオリジナルはモーツアルトが所有のフォルテピアノだそうです。
山名先生の奥様が演奏前の調律をされているのを二階から撮らせて頂きました。
今回も演奏中の写真はありません!
PROMRAM
フランツ・シューベルト(1797-1828)
イタリア風序曲二長調D592(1817年)
幻想曲D1(1810年)
大ソナタ変ロ長調D617(1823年)
性格的行進曲 第2番 ハ長調 D968b-2(?年)
休 憩
4つのポロネーズより第3番、第4番 D599-3、4(1818年)
フランスの歌による8つの変奏曲D624(1818年)
フランス風主題によるディヴェルティメントD823(1825年)
普段は聴く機会が少ないフォルテピアノの生音を堪能できるコンサートでした。演奏が終わって誰よりも嬉しそうな山名先生の笑顔がとても印象的でした。