ふたご座流星群はしぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群と並んで三大流星群の一つです。上手くいけば1時間に20~30個の流星が見られると言われています。
ピークは14日の未明ですが今回は月が結構明るくて条件はあまり良くありません。
本当は昨夜のブログに書くつもりだったのですが条件が悪いと分かっていたので優先順位を下げました。
GPV気象予報によると和歌山県北部は明け方まで厚い雲に覆われているようなので今回の観測は絶望的のようです。
どうせ見えないので知識だけ身に着けてもらえば・・・ということで
流星は宇宙空間に小さな砂粒や小石が漂っているところに地球が公転運動で突っ込ん行く為に砂粒や小石が大気圏に突入して燃え尽きる現象です。「流れ星」と呼ばれていますが夜空に見えている星(恒星や惑星)とは全く違うものです。
流星群は宇宙空間に砂粒や小石がまとまって存在している処があるから起こるのですが誰がそんな処に砂粒や小石を撒き散らかしていったかが問題です。
答は先日からお騒がせ中の彗星です。
と言ってもアイソン彗星やラブジョイ彗星ではありません。
ふたご座流星群のもとになってる彗星は実は分かりません。
太古の昔、太陽の周りを楕円軌道で回って尾っぽを引いていた彗星があったのでしょうが内部の氷が全て溶けきって尾を引かなくなった小惑星ファエトンではないかと考えられています。
ふたご座流星群とは小惑星ファエトンが彗星だった頃に撒き散らしたゴミ?の中に地球の突っ込んで行く時に発生するもので、たまたまその方向がふたご座の方向にあたる為にそういう名前で呼ばれています。
(ふたご座から星が飛んできているのではないんです)