7月の天文教室「国立天文台の研究者による研究紹介」 | [みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

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みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

今日はみさと天文台で7月の天文教室「国立天文台の研究者による研究紹介」があります。
みさと天文台友の会 松本のブログ
日 時: 2012年7月15日(日) 午後2時~(約1時間半)
場 所: みさと天文台月の館
備 考: 申込不要、参加無料
講演者と講演タイトル:

 タイトル:科学衛星プロジェクトに関わった5年間
 名前:山内 千里 (やまうち ちさと)
 所属:国立天文台天文データセンター
 概要:
  JAXA宇宙科学研究所の赤外線天文衛星「あかり」は,主に全天の「赤外線による宇宙地図」を作る目的で2006年に打ち上げられ,2011年の運用終了まで数々の成果をあげてきました.私は,宇宙科学研究所で約5年間,「あかり」プロジェクトチーム等に所属し,ソフトウェア開発という仕事で忙しい日々をおくってきました.講演当日は,身の回りのものを使った簡単な実験で赤外線に親しんでいただき,「あかり」がどんな衛星で何をしてきたのかをお話した後,プロジェクトでの出来事や苦労した事などをお話しします。

 タイトル:銀河の形成と進化を探る~理論的アプローチの裏側、教えます~
 名前:小林 正和(こばやし まさかず)
 所属:国立天文台天文データセンター
 概要:
  137億年という宇宙の歴史。その中で、私たちが住む太陽系のある天の川銀河などの銀河は作られてきました。これらの銀河たちは、どのように誕生し、成長してきたのでしょうか。広大な宇宙の長い歴史のうち、限られた時間では空間的にも時間的にも宇宙の一部しか観測できません。天文学者は、この“とびとび”な観測データを元に、銀河の形成史を理解しようとしています。本講演では、銀河の形成史がどれだけ理解されているかを紹介し、とびとびな観測データを紐解く銀河形成の理論モデルと、その“裏側”についてお話しします。

お問合せ:紀美野町みさと天文台(担当:小澤さん)


天文ファンの方もにわか天文ファンの方もみさと天文台でお会いしましょう!