http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-11256849857.html
全長6mのピンホール望遠鏡の先端には小さな穴(直径3mm)が開いています。
塩ビ製のパイプの中を通った光は鏡筒の底の投影板に約6cmの太陽の影を映してくれます。それをCCDカメラで撮ってパソコンに録画しました。

6mのピンホール望遠鏡は赤道儀と呼ばれる太陽を追尾する装置がついているので時間が経ってもずっと太陽を捉える事ができます。

実はこの赤道儀は数年前までみさと天文台の庭に放置されていたものでその時はパラボラアンテナが付けられて電波観測用だったんです。
2009年の皆既日食の前に借りてきて改造してピンホール望遠鏡を載せました。
ご存知の通り2009年は悪天候で不発に終わっていましたが今回はしっかり太陽を捉えました。
その時の約2時間分の動画を1分ほどに纏めました。
http://misatenmania.me/eclipce.mp4
時々雲が掛かって真っ暗になりますが金冠日食もしっかり捕らえています。
本当は日食が始まる前から録画していたのですがCCDカメラがエラーを起こしてデータが吹っ飛びました(笑)
途中でピンホール望遠鏡の内面に太陽光が反射した影が写っていますがスルーして下さい。
経緯台があるのに太陽光が微妙にずれて行くのは極軸が合っていないからです。
反省点は沢山有りましたが一発勝負の金冠日食が撮れた事は本当に良かったです。
さも自分がやった様に書いていますが録画及び動画編集はみさと天文台友の会最年少世話人の紘槻(中学二年生)がやってくれたものです。
私はピンホール望遠鏡の操作担当でした・・・