実はこのブログは14日(水)の夕方に書いています。
今夜は星空サークルあってその後みさと天文台のT増さんたちと音楽関係の打ち合わせを貴志川のファミレスで行う予定です。
話し合いが長引くとブログ更新の1時までに帰れないと思うのでこのブログを予め仕込んで置きます。
このブログがタイマーで自動更新(1時更新)されていたら
「そういう事だなぁ」
と思って下さい(笑)
以下、作り置きのブログです・・・
シャンソンなんて聴いた事がなかったのにみさと天文台友の会の北さんからもらった数枚のCDの中にクミコというシャンソン歌手の「わが麗しき恋物語」という曲が入っていました。
この曲はバルバラの作詞・作曲だが、原詞を離れて日本の女性の物語に置き換え、詩人の覚和歌子が日本語詞を書いてラジオやテレビで大きな話題となり、歌手クミコの存在を一気に表舞台へ押し出した記念すべき曲でだそうです。
あたしは十九で 町でも噂の ちょっとした不良で
わりかし美人の 部類だったから ちやほやされたわよ
眉をひそめてる 大人を尻目に ずいぶん遊びもしたわ
人生って 何で ちょろいもんだって 冷めたまなざしで
あなたがあたしを 好きといったとき 思わず笑ったわ
あんまり真面目で こちこちになって ふるえてさえいたでしょう
そんな男って 見たことなかった それで あたしもふるえた
人生って 何て 奇妙で素敵って 少しだけ泣いた
安いアパート 暗い部屋 景気の悪い時代だって
へらないジョーク 言い合って ふたり笑えば しあわせで
五年がたったら あたしはやめてた 煙草をまたはじめ
あなたの浮気が 七回目 数え わたしも三回目
視線をそらして 会話も減ったけど どこでもそんなものでしょ
人生って そうよ 退屈だったって 思い出しながら
さもない毎日 半年が過ぎた その日は止まぬ雨
聞いたこともない 病気の名前が あなたのくちびるから
あたしは壊れた 空缶みたいに 口を開けていただけ
人生って 何で 意味が不明なの いなくなるの あなた
白い煙が 昇った日 空はどこまで よく晴れて
あたしは泣いた 自分でも 疑うくらい 大声で
愛だったかなんて 誰もわからない 教えてほしくない
とっくに忘れた 昔の日のこと 時々浮かぶけど
ほほ笑みが少し 混じっているなら それでいいと言うわ
人生って 何で 愚かなものなの あとになってわかる
人生って 何で 愚かなものなの みんなあとで気づく
簡潔にして明瞭!
最小限の言葉なのに無限に広がる世界!
素晴らしい詩に思わず涙が出ました。