7月10日(日)に紀美野町文化センターで天羽明恵・鈴木大介デュオコンサートがあります。
YouTubeで鈴木さんのギター演奏を発見!
鈴木大介(すずきだいすけ)さんのプロフィール
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝等、数々のコンクールで入賞。
2004年6月~2006年2月まで8回に渡り、20世紀に生まれたギター音楽に毎回異なる視点からアプローチする演奏会「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。2005年にはベルリン・パリ・東京において武満徹の舞台《マイ・ウェイ・オブ・ライフ》でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年、タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、2006年には同フェスティバルに再び招かれた。2008年2月、ワシントンのケネディセンターで開催されたジャパン・フェスティバルの「A Tribute to Toru Takemitsu」に渡辺香津美、coba、八尋トモヒロと共に出演、大好評を博した。
内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでにクロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブランドン・ロス、古部賢一、須川展也、天羽明惠らと共演を重ねている。また、小澤征爾を中心に行なわれているサイトウ・キネン・フェスティバル松本には、ゲスト・プレイヤー及びオーケストラ・メンバーとして、1997年以降頻繁に招かれている。2007年にはジャズギタリストの鬼怒無月とのユニット「The DUO」を結成。各方面から高い評価を得ている。
現代音楽の初演やアンサンブルとコンチェルト等、膨大なレパートリーにおける明晰な解釈力と洗練された技術は多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。
また、斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。2006年には武満徹の没後10年を記念し、映画音楽集『夢の引用』をリリース。2007、08年にリリースした『キネマ楽園』『キネマ楽園Ⅱ/夜の太陽』は、ギター・ソロによる映画音楽のカバーで大ヒットとなった。2009年、シリーズ3作目となる『キネマ楽園~love stories』をリリース。最新盤は『大聖堂/追憶のショーロ バリオス名曲集Ⅰ』(ベルウッドレコード)。
これまでにNHK-FM「クラシック・リクエスト」(1999~2001年)、「気ままにクラシック」(2002~08年3月)のパーソナリティーを務めた。第10回出光音楽賞受賞。平成17年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。
横浜生まれ。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘の各氏に、作曲を川上哲夫と中島良史の両氏に師事。他に、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院においてエリオット・フィスクとホアキン・クレルチの両氏に師事。
鈴木大介公式ブログ
http://daisukesuzuki.at.webry.info/