この春(2010年5月21日)金星探査機「あかつき」を載せたH-IIAロケット17号機が打ち上げられました。世界初の惑星気象衛星が金星へと旅立ったのです。予定通りに行けば「あかつき」は今朝、金星周回軌道に入るはずです。軌道に入るための逆噴射のチャンスは一度きりで失敗する金星を通り過ぎてしまうらしいです。このブログが公開される頃にはJAXAの管制室が喜びに沸いていることを祈ります。
みさと天文台では12月4日(土)、5日(日)の昼間に「あかつきの金星を見よう!」特別観望会がありました。
今回はみさと天文台の主任研究員の豊増さんが双眼鏡(ビクセン 30×125)を使用して金星を見せて下さいました。
青空に白い金星が右側が欠けた状態でくっきりと見えました。
始めて見た昼間の金星の感想は「小さい昼間の三日月みたい・・・」
金星なのに三日月はおかしい?・・・三日金星!?
カメラを接眼レンズに近づけて写真撮影も試みましたがこちらは失敗に終わりました。
昼間の望遠鏡による天体観測は非常に危険です。
間違って太陽を見てしまうと一瞬にして失明してしまいます。
良い子も悪い子も決して真似をしないように!