インターネットで日本の新聞をザザっと見るのが日課になっている。社会面、国際面のみで、フィリピンネタ、東ティモールネタ、スリランカネタがあれば、中身をよくことが多い。

 今日の朝日新聞では、フィリピン人の船員が、3ヶ月で120人も海賊の人質になった、とあった。海外で稼ぎで、外国の船会社で船員として働くフィリピン人が大量にいるらしい。世界の船員の3分の1をフィリピン人が占めるらしい。

 フィリピン経済も、海外出稼ぎ労働者から家族に送金される外貨に頼っている。なんとも情けない状態。

 で、この海賊の人質対策だが、身代金は船会社が払うらしく、政府は払わない。民間の、しかも外国の船会社の職員として航海しているので、政府として護衛したりも出来ないらしい。

 決め手となる対策がなく、困っているらしい。

 そこに、苦笑するしかない一文。

「船主側に「危険手当」の増額を求める案も上がっているが、手当が増えれば危険を承知で行く人がさらに増える可能性もあり、効果は疑問視されている。」


 いやいや、危険だと言うことが分かっているのなら、ちょっとは考えましょう。命を大切に。
 貧しいから仕方がない、と言う見方もあるけど、本当に貧しい人は海外出稼ぎに行くチャンスすらない人たち。海外出稼ぎにいけるのは、ある程度恵まれた人、ともいえるんじゃないかしらねぇ・・・・。
 月曜日の朝起きたら、熱が出ていた。午前中は熱さましを飲み、普通に生活できる程度だったのだが、午後から急激に具合が悪くなった。熱はどんどん上がるし、鼻水も出る。喉も痛い。

 症状の感じから判断し、耳鼻科の医者に電話でアドバイスを仰ぎ、早速薬を飲み始めた。熱が高すぎて、ひとつの薬だけでは効かず、二つあわせて飲んでみた。(これも耳鼻科医のアドバイス)

 夜には体温は39.6℃に達し、いやぁ、辛い! 薬飲んでも38.5℃くらいまでしか下がらない。1℃も下がっているから、「薬が効いている」と判断するべきかも知れないけど。
 こんなに辛い発熱は、2000年、スリランカでのデング熱以来だ。いやぁ、あの時も辛かったね。

 そして、同じ日の午後からブライアンも発熱。これは家族間での感染だな、と思い、旦那にも電話してみた。日曜日の夜中まで、一緒に過ごしたからね。旦那も月曜日の朝から喉が痛くて、熱があるという。

 そんな旦那の言葉。

 「うん、こっちも熱があるよ。今日の夜はバドミントンの日。バドミントンで汗ガンガン流して熱を下げてしまいたい。早く夜にならないかな。」

 バドミントンするくらいの元気があるのなら、それは病気とは言えないね。ほんとに熱あんの????
 離れて暮らしているので本当のところは知らないけど、電話ではしょっちゅう熱がある、と言っているんだが、この男。怪しいね。


 そして今日。水曜日。まだ立ちっぱなしは辛いけど、熱はすっかり下がり、仕事にも復帰しました。ブライアンも元気で(っていうか、こいつは熱があるときも相当元気だった)、明日から幼稚園に復帰。いやぁ、良かったね。健康が一番!
 こどものための動画を探していて見つけた秀逸作品! これはすごいよ。日本語訳の歌詞もすごいよ。英語の歌詞は字幕で。とにかくすごすぎる。
「運がないときはしょうがない、何とかしよう!」だからね!!!



1、ア バーン

2、アーダメデク アズ

3、パード

4、エント

 これら、何のことか分かる??
 子供のために買った、「こどもずかん」からの引用です。学研から出ているこの本、かわいらしい絵が豊富で、こどもは大好き。4巻全て買い揃え、ほとんど毎日見てるんだけど・・・。
 絵の下に、その名前が書かれていて、その下には英語で、更にその下には英語の読み方がカタカナで書かれています。そのカタカナが上の4つ。
 答えは






















































1、hot-air balloon、気球、ホットエアバルーン
2、automatic doors、自動ドア、オートマティックドア
3、potato、ジャガイモ、ポテト
4、ant、アリ、アント

 やっぱり、英語をカタカナで表現するのは限界がありますね。無理です。この本も、カタカナだけを日本語発音で読んでたら、絶対通じないと思うんだけど・・・・。あそさん、どう思う? 英語表記とあわせて、それらしく発音しないとね。
 最近、寝不足。ブライアンの発作のせい・・・・じゃない。

 少し前、ついに我が家でもインターネットが使えるようになった。で、ネットで寝不足。仕事の合間にネットやり放題なのに、なぜ??  

 かというと、You Tube。実は今まで、あまり使ったことがなかったんだが、最近子供用の日本の番組(NHKのいないいないばあ)を検索したのがきっかけではまってしまった。

 子供が居るときは子供用のものしか見れないので、寝かしつけてからは私好みの番組で。


 まんが日本昔話 懐かしいのがたくさん!
 クインテット。NHKの、パペットがクラシック音楽を演奏するやつ。
 ピンクレディとかチェッカーズとかのなつかし映像

 これだけでも全て見ようとしたら相当時間がかかる。

 そして今日! ちょっとまじめ(?)路線で、
 以前働いていた「シェア」の、私のとても尊敬する代表の本田徹先生の講演。
http://jp.youtube.com/watch?v=bNBqpPpvjyM

海外に居ると、こういう講演はまず見に行けないんだけど、You Tubeのおかげで全部見れて、本当にありがたい。

 更に、東ティモールで出会って、ファンになった桑山さんのNGO、「地球のステージ」の公演。
http://jp.youtube.com/watch?v=dzVNez556to


 他にもいろいろ。我が家はケーブルテレビも衛星放送も引いていないので、普段は日本のテレビはまったく見れないんだけど、今はインターネットがあって本当に便利!ネットがない時代にフィリピンに移住していたら、きっとすでにストレスに負けて帰国していたことでしょう。悪いニュースもたくさんの世の中だけど、そういう意味では良い時代だ!


 
 途上国で生活するのは大変なんだが、メイドを気軽に雇えるのはうれしい。超金持ちでなくても、そこそこの給料で雇える。我が家もエマちゃんが頑張ってくれていて、彼女のおかげで私は仕事ができる。ごくごくたまに、夜間や休日の呼び出しもある職場だけど、それでもやっていけるのは本当にメイドさんのおかげ。

 さて、このメイド探し、ほんと、大変なんだよね。我が家の場合は住み込みで、日中はメイドさんに子供を全面的に任せるわけなので、信頼のおけない人は雇えない。だから、親戚や知り合いから紹介してもらって雇うのが普通。それでもトラブルがあるケースも多いんだろうけど、幸い我が家は今のところトラブルなし。3人目だけど、家族のように仲良く気楽にやってます。
 しかし、メイドが居ることで雇い主側のストレスがたまり、結局解雇、なんてケースもあり。やっぱり人間同士だから、良い人同士でも相性が合わなければ辛いでしょう。

 雇う側にとってはとても大変なメイド探しだけど、メイドの職探しもまた、同様に大変らしい。ひどい雇い主も居るらしい。

 エマちゃんの最初の雇い主。若夫婦と子供はとても良かったらしいが、日中、常に居てメイドに目を光らせるおばあちゃんが厄介者だったらしい。メイドの食事は、3日以上も冷蔵庫に入れられ、誰も食べなくなった数日前のおかずの残り。犬じゃないんだからさ! 時々、田舎の実家に連れて行かれ、でっかい家の大掃除をさせられ、普段もあれこれ言いつけられ・・・。おばあちゃんがイヤで、数ヶ月で辞めたらしい。

 その次の雇い主。家族は8人で、メイドはエマちゃん一人。掃除、洗濯、食事の支度、後片付け、すべて彼女一人でこなしていたらしい。しかも8人のうち、働いているのは二人だけ、子供一人は小学生。あとはみんないつも家に居るから、メリエンダ(おやつ)の準備もあり。家に居る人たちは何もすることがないのに、テレビとパソコンゲームと昼寝のほかは何もせず、出来上がった料理をテーブルに運ぶことさえしなかったらしい。朝は4時過ぎから起きて働き、夜は11時過ぎに寝る生活。給料の支払いは遅れがち。ここもきつすぎて数ヶ月で辞めたらしい。

 前のメイドのジャネットちゃんも、結構大変なところを転々としていたらしい。
 パン屋を営むおうちでメイドをやっていたときは、朝3時からおきてパン作りの手伝い。午後から昼寝はできたらしいが、きつくて続かなかったらしい。パンは食べ放題で、太ったらしい。

 その次の家では、雇い主の息子に襲われそうになって辞めたらしい。

 うちのマンションの上階のメイド。我が家と同じ28平米の部屋に、大人二人と子供4人。そこにメイドがともに暮らす。うちは大人二人とブライアンでも息が詰まりそうだって言うのに・・・。寝るのはリビングのソファ。着替えはトイレ。かなり厳しく、近々辞めるらしい。

 ブライアンの幼稚園で会うよそのお宅のメイド。まともに食べさせてもらっておらず、いつも空腹。他のメイドにいつもパンとか、差し入れをもらっている。その家は、6月から今まで、すでに3人もメイドが代わったらしい。今のメイドももうすぐ辞めるらしい。

 雇われる側も大変ね。エマちゃんの妹もマニラの仕事を探しているけど、こっちもまた、良い雇い主を探すのは大変なのよね・・・・。

 私って、ラッキーだなぁ。エマちゃんは優秀だし、長く居て欲しいけど、そういう優秀な子は、やっぱり頑張ってお金を貯めて、しっかり勉強を続けて欲しい、という気持ちもあり。お金がなくて勉強を続けられなかった子なので。

 難しいですな・・・・。

 
 ブライアン。朝方5時ごろから急に咳が増えた。と思ったら、6時半の起床時には喘息っぽい咳に。とりあえず気管支拡張剤の吸入をして、私は仕事へ。

 午前中、ちょっと合間に家に電話してみたら、お手伝いのエマちゃん。「朝よりも悪くなっていて、今も吸入しています」って。あぁ、がっかり。8月から4回目の発作。しかも、いつも見てもらっている小児科医は今日はお休み。アレルギーの方を見てもらっている小児科医もお休み。

 が、ちょっと顔見知りの小児科医。実は肺の専門医にみてもらえた。今までの薬では喘息を抑え切れていないようだから、と、別の薬になり、追加の薬もあり。吸入は4時間おき。たとえ夜中で寝ていても必要だそうだ。ブライアンは吸入しても起きないので大丈夫だが。私が起きれるか・・・・。しかし愛する息子のため。頑張るしかない。(と言っても夜中までやるのは二日だけ)


 1月の発作を最後に、半年以上発作なしだったのに、ここにきて連続。8月から幼稚園に行き始めたのだが、それから。しかも発作はすべてウィルス感染(風邪)が引き金。今回もそうだと言われた。仕方ないよねぇ、これは。幸い軽い発作なので、幼稚園に行かせない、と言う選択肢はなしです。幼稚園大好きなブライアンなので。

 あとは親が気をつけて、ひどくならないうちに対処していくしかないな。

 働く母って、実は子供が幼稚園に行き始めてからが大変なんじゃないか、と思う今日この頃。
 子供の遠足でマニラオーシャンパークという水族館へ行った。25メートルの水槽のトンネルがここの目玉。

 私たちがそのトンネルを抜けようとする頃、私たちの頭上で準備するダイバーの姿が見えた。そのダイバーを見ようと、トンネルの中には大勢の人が入ってくる。もはやエアコンが効いているのかどうかも分からないほどの熱気だ。

 これは、ダイバーによる餌付けに違いない! これはもう、ぶらいあんに見せるしかないでしょう!

 

 散々待たされ、ようやくダイバーが水槽にもぐってきた。彼の手にあるえさに群がる、たくさんの魚達・・・・。






 を想像していたのだが、実際は → ダイバーが水槽の下に敷いてある砂利の掃除を始めた。掃除機のようなもので、沈んでいるゴミだけを吸い取る作業。それだけ。本当にそれだけ。

 がっかり。

 っていうか、掃除なら閉館中にやってくれ (怒)
 子供の人生初の遠足が終了した。

 朝7時集合
 ドーナツ工場
 マニラオーシャンパークという水族館
 5時30分帰宅

 これだけ。でもつかれたぁ!

 ドーナツ工場は、普通のドーナツ屋で、厨房部分がガラス張りになっていて中の様子が見える。それだけ。一応、お姉さんが説明をしてくれる。が、ぶらいあんにはもちろん難しすぎて、興味もなし。ベルトコンベアーに載ったドーナッツのタネが、次々に油の中に落とされていくのが楽しかったらしい。子供達にはドーナッツとアイスティーが出された。 
 大人たちが、普通にドーナッツやジュースを買って、自分の子供にだけ食べさせるのはいかがなもんかねぇ。

 ランチはジョリビー。普段と代わり映えのしないジョリビー。だが、2階が貸切だったので、子供達は大いにはしゃいで楽しんだ様子。子供に食事が配られる前に、大人がポテトとか買ってきて、自分の子供にだけ食べさせるのはいかがなもんかねぇ。

 水族館。日本の素敵な水族館を体験している私たちには、いくらフィリピン一!とはいえ、やっぱり物足りない。目玉がない。いや、目だまは25メートルの水槽のトンネルかな。でもイルカショーとか、アシカショーとかそういう目玉が欲しいのよね。

 夫と二人で張り切って付き添ったのだけれど、つかれたぁ!ほんとに疲れた!!

 ???なこと満載の遠足だったけど、子供は始終興奮して楽しんでいたので、やっぱり大成功の遠足だったんだと思う。先生達も大変、PTAも大変。みんなが大変。でも、あの子供達の喜ぶ姿を見ると、やっぱりやらないわけには行かないよねぇ、、、、親だし・・。
 ただ、ちょっと長すぎ。7時集合の5時半帰宅は長すぎ。予定では7時帰宅だったんだけど、さすがに早まった。子供にはきつかったでしょう。
 その代わり、今日は休み。親としては、遠足は8時から3時程度にしていただき、今日は普通に幼稚園やってくれる方がありがたいな。

 次は月末のハロウィン。衣装、どうしようかなあ。簡単で安く作れる衣装のアイデア、募集します。よろしく。
 先々週あたりだったか、ブライアンに蕁麻疹が出てアレルギーの検査をしたことをブログに書いた。

 その結果の一部が出ました。

カビにアレルギーはなし。良かった。
食べ物は、牛肉、大豆、バナナにクラス1、卵白にクラス2。

 どれもたいしたことはないし、おそらく蕁麻疹の原因はこれらじゃなかったと思う。それでもま、こうやって数字ではっきり見せられた以上、やっぱりアレルギーのあるものを毎日食べさせるのは辞めようと思う。
 ブライアンの朝食は、バナナのマッシュとオートミールと牛乳を混ぜたものだったんだけど、これが使えなくなるのは痛いな・・・。でもまあ、最近は、これをあまり食べなくなってたし。いくらなんでも1年間、毎日毎日食べさせられてたら飽きるよね。すまん、ブライアン。しかしバナナ、便利だったのにな・・・・

 まだハウスダストの結果が出ていない。検査用に試薬がなくて、いつ入荷するかも分からず、ペンディング。なんだそりゃ!
 このアレルギーテスト、食べ物・カビ、ダストの3セットで24000ペソするのよ。日本円でいくら?6万円くらい??こんなに取ってるんだからさ、「いつ入荷するか分かりません」はないでしょうよ!まあ私はね、職員割引で6000ペソしか払ってないけどさぁ。でも6000ペソよ。15000円くらいよ。大金でしょう!

 その後、2度も喘息の発作を起こしたので、ついに買いました、吸入器。2500ペソなり。

 いやぁ、先月はケチれない出費の多い月で、痛かった!

 今月はブライアンが元気に過ごせますように。