misapple*diary -42ページ目

* 青い部屋で *

misapple*diary-青い部屋の白い男の子

男の子はついに
窓をながめることも
やめてしまいました。

すると
コンコンと音がしました。



* 帰宅 *

misapple*diary-プレゼントの箱

途方にくれて家に帰ると
リボンのかかった箱がありました。

なんだろう?



* 赤い少年 *

misapple*diary-空と少年

少年はなにもいえませんでした。


彼にはクリスマスの思い出がなかったのです。



* 訪問 *

misapple*diary-子供部屋

やあ、どうしたの?
もうすぐクリスマスだっていうのに。

ぼくはクリスマスなんてしんじていないよ。



* 眩しい日の午後 *

misapple*diary-窓際の寂しそうな男の子

寂しそうな男の子が見えました。



* 光の射す場所 *

misapple*diary-特等席

街中の窓がピカピカになって
少年は満足だったのです。



* 少年とハト *

misapple*diary-鳩たち

ともだちはハトだけでしたが
毎日たのしんでいました。



* 日の射さない街 *

misapple*diary-暗い街

まずしくて ひまのない
窓ふきの少年がいました。



* 白い男の子 *

misapple*diary-哀しい眼

男の子はサンタをしんじていません。



* ある眩しい日 *

misapple*diary-窓辺の男の子

お外にでられず
ともだちのいない男の子がいました。