こんにちは
親子の絆を深めて合格する子に育てる
中学受験メンターコーチ 神西美佐です。
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皆さんは、子どもの頃、
どんな夢がありましたか？
小学生の頃の文集や卒業式のメッセージ、
覚えていますか？
「将来の夢」というテーマで
作文を書けなんてお題出されても
正直、分からなくて
何もなかった頃もあったと思います。
「何になりたいか」なんて聞かれても
どんな仕事があるのかも、
どんな生き方があるのかもわからない、
知らないと、選びようがなくて、
「お医者さん」とか「警察官」とか「公務員」とか
あまり身近でもなくて、
ピンとこなくて。
だから、低学年の頃は、
「可愛いお嫁さん」と
書いたのを覚えてます。笑
高学年になったら、
アニメの『キャッツアイ』が好きだったので、
「喫茶店をする」と書いた気がします。
その後、
『シャーロックホームズ』にはまり
「私立探偵になりたい」と思ったものですが、
日本では、浮気調査ばかりで殺人事件なんかは扱えないとわかってやめました。笑
とはいっても、中学、高校生になると、人の死を見る恐ろしさで、到底、シャーロックホームズにはなれないと思ったものです。苦笑。
けれども、ロンドンにハマって
一生懸命、中学時代はイギリスの歴史を
図書館で本を借りて調べてまとめたり
大学時代〜社会人では
３度、ロンドン旅行、
ホームステイを経験しました。
シャーロックホームズは私の理想！
あんな生き方をしたいなぁと思っていました。
自分の好きに没頭したり、困ってる人の役に立つお仕事。
会社に雇われるのではなく、自由に生きること。
コーチングをはじめた頃は
「自分らしさ」とかわからなくて
ある人生の先輩から
「みさちゃんらしくでいいのよ」と
言われても、
「私らしさ？」がわからなかったものです。
自分軸も整ってなくて
自己基盤もグラグラで
ブレまくりな自分が嫌で、変わりたかったんです。
「自分」なのに「自分」がわからない。
コーチングはじめた頃は
自分探しばかりしていたように思います。
そうして、「自分」を探求して
確固たる自分軸が持てたら
人生が変わっていきました。
子どもにも
「人は無限の可能性に満ちている」
「人はみんな違ってみんないい」
「自分の中に答えはある」
そんな風に関わり、
「夢を実現できる人に」
「夢を夢で終わらせない」こと、
そのためには努力が必要だということ
努力できる人に育てること、
そこを子育ての方針としてきました。
今、私は、かつて憧れた
シャーロックホームズのように
好きなことを仕事にして
好きな場所で自由に働くことができています。
この歳にして
自分の夢を叶えられました。
もちろん主人や家族の協力があってこそだと思います。
子どもも、小学4年生の頃に
「漫画家になりたい」と
私に言ってきました。
その頃の私は、
「無理無理！」
「それより公務員とかにしたら？」
なんて言う親でした。
けれど、長女が小６の頃に
自分の親としてのあり方を見直し
子育ての軸を整えてからは
本気で子どもの夢を応援できる母になりました。
「漫画なんて…」と言っていたワタシが、
「漫画家いいね！日本は漫画大国だから、
日本一の漫画家になれば、世界一ってことだよ！
ワンピースの尾田栄一郎をおいぬこう！」
なんて声かけをしてましたね。(^^)
「どんどん描いていいよ！」
「うまくなったね〜」
「この辺り、細かく描けてるね！」
「こんな絵を描いて」
とか、応援してきました。
その結果、
中高ではイラスト部で1番上手くなり、後輩からも慕われて、文化祭では、多くの小学生や下級生からイラストリクエストを描いたり、充実しているようでした。
さらに今も365日、体調がどんなに悪くても
インフルエンザの高熱でも、
漫画を描き続けて8年です。
X（Twitter）にあげて、ファン（フォロワー）もついてきました。
子どもの頃って、
まだ本気で「〜になりたい」とか
言ってないと思います。
なれたらいいな、とか
ちょっと興味があることを
「野球選手になりたい」とか
「パティシエになりたい」とか
かる〜く言うことでしょう。
けれど、親としては
それを真にうけるでもないけれども
応援はしてあげてもいいのではないでしょうか。
夢の小さな芽なのです。
子どもの心の芽生えた小さな小さな
夢の芽。
「〜になりたいな」って
本気でなくても、
ちょっとした小さな希望なのです。
けれども、ほとんどの子は
その夢の芽を摘まれたり、
踏み潰されたり、
枯れてしまったりすることでしょう。
私は、ぜひ皆さんに、
お子さんの夢の小さな芽を
いろんな情報提供をしてあげたり
いろんな経験をさせてあげたり
応援する声かけをしたりして
伸ばしてあげてほしいなと思います。
中高生になると、
また違う夢が出てくるかもしれません。
それはそれでいいじゃないですか。
人って大きな目標に向かって努力しているときに
大きく成長しますし
努力していると、失敗や挫折もあって
そこから学ぶことはたくさんあります。
もしその夢が親が理想とするものではなく
例えばYouTuberだったり
e-スポーツだったりするかもしれません。
それでも本気で応援してくれる人が
もし親だったら、
すごくすごく子どもは
勇気をもらえると思います。
夢は必ずしも持つ必要はないし
なくても、楽しく幸せに生きていけるのですが
もし、お子さんに小さな夢の芽が出てきたのを見つけたら
踏み潰したり、摘み取ったりせず
ぜひ大きく育てていってほしいなと思います。
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