● 発達凸凹2児の母のひとり言「感謝を強要する母親」

 

毎週水曜日に、発達凸凹2児の母「いしいみゆきさんのひとり言」をお届けしています。

 

20歳、自閉症スペクトラム、作業所に通う長男くんと、サポート校へ通う高校1年、発達グレーな次男くん。

 

タイプの違う発達凸凹2人の母である私。

 

毎週、水曜日に日々の出来事、気付き、家族の事、自分の気持ちの変化など、書いていこうと思います。

 

始めたきっかけは、こちらの記事をごらんくださいね。

 

発達凸凹2児の母「いしい みゆきさんのひとり言」

 

この1週間は、ちょっと、のんびりモードでした。散歩したり、お昼寝したり、ちょっと断捨離したり、自分は何がしたいかな~と考えたりしていました。

 

自分に向き合っていこうと、オンラインヨガレッスンや、ウオーキング講座を体験したり、セルフコントラクトアートという講座を受けたりしました。

 

緊急事態宣言が解除され、次男くんの、高校(サポート校)も、ようやく、明日が入学式で、その後は、分散登校となります。

 

2ヶ月半、ほぼ巣ごもり状態だった次男くん。

 

毎日の昼食、夕食を、作ってくれました。

 

一切、教えていないのに、ベテラン主婦のように、家にある食材を駆使して、創作料理をするようになりました。

 

もの凄く豪華な夕食の日もあれば…

 

 

 

え?これだけですか?という日もありました。

 

 

 

台所に立って、一緒に楽しく料理をすれば、いいのでしょうが、見ていると、あれこれ口を出してしまいます。

 

結局は、次男くんを、怒ることになったり、創造力をそぐことになってしまいます。

 

次男くんの創作料理は、普通は考えないよなぁという調味料や、ジャガイモ煮込んでトロミに使ったり、え?そうなの?というものが多くて、びっくりなのです。

 

親の枠に当てはめては、いけないんだな。

 

そんな事を、付きっきりで、勉強を見ていたけど、上手くいかずに、料理を任せたら、できるようになった事で学びました。

 

いちいち口だしをしない方が、次男くんは、のびのびと、力を発揮するのです。

 

しかし、そうわかっていても、いくら言ってもやらないと、一緒にやる羽目になり、またまた口出しすることに…

 

中学のいらないものを整理し、高校仕様の部屋の片付けを、するように言ってありました。

 

いつかやるだろうと、思っていましたが、この2ヶ月半の間、とうとうやらず。

 

いよいよ、学校も始まるので、まずいと、本気でやるように、言ったところ、ゴミの束に、使っていない問題集やら、私がお手製で作った、勉強カードやらがたくさんあり。。。

 

私が時間を費やして作ったり、購入してたのに、まだ使えるものを、捨てられることに、怒りを覚えました。

 

お手製の、教科書から抜粋した例文一覧

 

 

 

お手製の、フォニックスカード

 

 

 

まぁ、頼まれもしないのに、勝手にやっていたのは、私なんですがね。

 

やれ感謝がないだの、物を粗末にするなと、いちゃもんをつけて、また説教です。

 

また、説教の話題か(汗)

 

説教の話題を書きたいから、説教してるんですかね。と言う感じですね。

 

ここ数ヶ月は、あまり説教してこなかったのに、不思議だな~と、思っています。

 

で、次男くんに、説教を始めたわけですが、話しているうちに、なんだか、おかしなことになってきました。

 

この問題集を買えるのも、学校に通えるのも、この家に住めるのも、ご飯が食べられるのも、みんなお父さんが、働いているからなのだから、感謝しなさい。

 

祖父母から、入学祝いを、もらったことを、報告しなかったことに、祖父母への感謝がない。

 

その他、食材に対する感謝がないなど

 

感謝に関することを、話していたら、あれ?なんだか、気付きました。

 

一生懸命、付きっきりで勉強を見ていたこと

 

何度も言いますが、頼まれたわけではなく、自分が勝手にやっていたことですが(汗)

 

そうなのです。遠回しに、母である私への感謝がないではないかと言いたかったのです。

 

あんなに、つきっきりで、勉強を見ていたのに。。。。

 

頼まれもしないのに、勝手に良かれと思ってやって、それで、感謝がないと怒る。

 

なんとも、勝手なもんだなぁと、思いつつ、正直な気持ちを、告白しました。

 

「お母さんは、一生懸命、勉強がわかるようになるために、いろいろと、工夫しました。何時間もかかってカードを作ったりしました。それは、次男くんには、難しかったかもしれないけど、感謝はしてほしかった。一生懸命やったのだから。」

 

誰かに、認めてほしかった。一生懸命やっている。ずっとそれを、ためこんでいて、不満だったんでしょうね。

 

結局、次男から、感謝の言葉はなかったのですが、自分で感謝してほしかったんだなに気付いたので、なんだか、すっきりしました。

 

今は、誰かに認めてほしいと、そこにエネルギーをかけるより、自分でがんばったことも、やったけど、失敗してしまったことも、自分で、認めたら、こんなに、こじれることはないんだなと、思えています。

 

しかし、自分への感謝を迫る母親って、どうなんだろうか?と思いつつ、そういえばと思いだした長男くんとのエピソード!!

 

当時、普通級に通っていた長男が、10歳の時、1/2成人式での、母親である、私にあてた手紙

 

周りの子が、「お母さんありがとう」と、感謝の言葉を、書いている中、長男の手紙に書かれた言葉

 

「いつも、ご飯を作ってくれて、助かっています」

 

これは当時、お手伝いをしてくれた長男に、「助かるよ」と、声かけしていたのが、原因かと思われます。

 

子どもに、感謝されないというのは、実は、自分が創っている現実なのかしら?

 

ちょっと、疑問が湧いてきたので、ストレスクリアの、セルフセッションしてみようかな?

 

そして、さらに、説教を進める中で、いや、もはや説教ではなく、途中から、親子の楽しいトークに変わっていて、家族をほめることになりました。

 

なぜ?こんな結末に?実は、前日にも、家族中を巻き込んで、怒りを爆発させていました。

 

前日の怒りからの、家族をほめることになるまでの、気付きは、明日のメルマガで。

 

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