ウクレレ漫談セラピストみさっきーです。
いじめられっ子、そして重度のウツを経験し、そこから大逆転した人生を送っています。
ウクレレ漫談をセラピーとして使っているセラピストです。
我が子の大学受験のお話です。
高校3年生の8月に学校の三者面談で先生から言われた言葉。
「希望する大学を目指すには、今の順位から校内で200人抜きましょう。まずはそこまで頑張りましょう」
一学年270名。わが子の順位は学年で後ろから数えたほうが圧倒的に早い。
先生からその言葉を聞いた時、意識がスーッと遠くなったのを覚えています。
「先生、共通テストまで残り5か月です。それは無謀では・・・」
声にこそ出しませんでしたが、それが私の正直な気持ちでした。
同じ時期、塾の先生と私だけの二者面談でも「お母さん、正直に申し上げて今の学力では希望大学に入るにはあと1年の準備期間がかかるかもしれません」
6月に部活引退後、朝から深夜まで勉強していましたが、得点はなかなか伸びません。
12月まで受けた模試はすべてE判定。
第一希望、第二希望、第三希望、第四希望。
全てがE判定。
それでもわが子は志望校を変えません。
子供には目指す大学を諦めないでほしい。その一方でこのままの成績で本当に大丈夫なのだろうか。正直そんな気持ちが入り乱れていました。
テストの結果で一喜一憂しない。
そう自分に言い聞かせながらも、12月になってもずっと点数が伸びないので
「さすがにこれで大丈夫なのかしら」
「ビリギャルみたいな逆転があるかもしれない」
「いやいやそれは珍しい話から映画になるんだよ」
そんな会話が私の脳内で行われていました。
子供の力を信じたい自分と不安な気持ちが入り乱れていたのが正直なところでした。
そして迎えた1月の共通テスト。結果は今まで見たことがない点数でした。得点が急上昇したのです。
学校の先生も塾の先生も驚いていましたが、私も正直何度も目を疑いました。
第一志望の大学には合格できませんでしたが、第二志望の大学に合格することができました。
第二希望でさえ、ずっとE判定でしたので、驚きの結果でした。
その経験から子どもから教わったことがあります。
それは、今の現状で人の可能性を決めてはいけないということ。
私自身、子供に「もしかしたら」という希望を持ちながらも、これは無理かもしれないな〜。諦めかけていた気持ちがありました。こんな結果が出るなんて全く想像していませんでした。
「人には可能性がある」そう思っていましたが、わたしはまだまだ甘かった。
人の可能性は無限大だと改めて子供から教わりました。可能性は私の想像を遥かに超えていました。
この経験から、「一人一人の可能性をより信じる」そんな決意が私の中で深まりました。
県外の大学に旅立ち、ガランとした子供部屋を見るたびに「可能性は無限大」その言葉を自分に言い続けています。
自分に自信がなくなった時、家族が落ち込んでいるとき、大切な友人が大変な時。
「大丈夫、あなたもわたしも自分でも想像できないくらい無限の可能性がある」
わが子が置いていってくれた「大切な置き土産」を胸に刻み込んでいる毎日です。
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わたしには価値がない。
自分に自信がない。
愛されていない。
その思い込み、一緒に笑ってひっぺがしちゃおう。
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