また悲しい事故が起きてしまいました。伊豆半島沖で、米海軍イージス駆逐艦「フィッツジェラルド」と大型コンテナ船が衝突し米軍の乗組員7人が亡くなり、艦長を含めて負傷者も出ています。

 

安倍首相はトランプ大統領に対し哀悼の意を告げましたが、当然のことでしょう。

 

イージス艦の損傷の激しさに驚く声が出ているようですが、昔の軍艦のイメージとは違い、昨今はいずれのいわゆる軍艦も軽量化のためにも薄い鋼板となっています。そのことは、かつて同じような事故がある度にTVなどで話題になっていたと思いますが、すっかり忘れられているようで、これでは攻撃から守れないではないか、などと言っていたコメンテーターを見ましたが、論点が的外れです。

 

防衛技術について書いた拙著や拙稿でもたびたび書いていると記憶しますが、日本で言うところの護衛艦は、見た目は「船」ですが、似て非なる物。全く違う概念からできあがっているものです。

 

 

まあ、そのことは脇に置いても、今回の事故が今後の米艦の運用にどのような影響を及ぼすのか、心配になります。

 

 

メディアでは、これがもし、漁船と衝突などということになれば、相当厳しく米側を叩くのでしょうが、米軍の殉職者については相変わらず冷めているようで残念です。しかしそれが日本の言論空間の質の限界なのでしょう。もちろんネット上では違う空気があるようですがうちの両親、祖母などは皆、寝たきりでせいぜいTVくらいしか見られません。そんな人がまだまだいるという現実もあります。

 

 

先月の陸自LR2の事故についても今月の月刊「テーミス」で嘆きましたが、地方自治体はじめ日本全体が感謝どころか「やってもらって当たり前」だと思っていないか?自衛官や米軍人の命は重くないのか?私はしばしば憤りを感じます。

 

 

さて、御礼が遅くなりましたが、先日は東京・八重洲ブックセンターでの『自衛官の心意気』トークショー&サイン会にたくさんの方にお運び頂きました。心より御礼申し上げます。

1600円という高額なお金を払って買って頂いていると思うと、購入して下さった全ての皆さまに足を向けて寝られない気持ちで毎日過ごしています。私ならこの金額を出すのはちょっと躊躇しますので・・・(とはいえ仕事上、本は買わ無くてはなりませんが)

 

 

 

1600円(消費税を入れれば1800えん近く!)を支出して頂いていることを忘れてはいけない、絶対にいけない!と思っています。

 

 

そう、忘れていけない・・と言えば、またやらかしたてしまいました!長年、拙ブログに付き合って頂いている方には何度も同じ話をしておりますが、先日、ランチミーティングがあり、生魚を口にしたところ、2日間も頭痛に苦しめられてしまいました!私はこの話を何回しているのでしょう・・・。なぜ、同じ失敗をするのか?それは、お刺身などを食べても元気な時もあるからです。最近は大丈夫で~すなどと口走っていたのですが、違ったようでした。なぜ、たまに激しい頭痛に襲われるのか皆目分かりませんが、ひとつの原因は「苦手な物はありませんか?」と聞かれて「ありません!」と言ってしまうことでしょう。

 

 

苦手な物があるということを言うことが苦手、またはその自覚ができないという性格の改善が個人的な喫緊の課題であります。