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今回は小野田治 元空将に「米国の第三次相殺(オフセット)戦略」を解説して頂いてます。



これまで日本の防衛技術を維持・発展させるために、「得意分野を活かす」とは言われ続けていますが、その実態はなかなか掴めていませんでした。しかし、視点を少しずらして、米国のニーズというところで考えてみると、日本が技術戦略として取るべき道筋も分かります。ただし、「基盤」という意味合いではまた違ってきますが・・。




それと、番組の中でもお話ししていますが、米軍が現状で認識している「脅威」とは何かを日本人はけっこう知りません。米軍トップが議会証言で明らかにしていますが、それは、1位 ロシア、 2位、イラン、3位 北朝鮮・・・と続き、中国はその次の次くらいか、出てこないこともあるということです。




そういう意味では、私たちは単純に、オバマ大統領が「世界の警察官ではい」と明言したことで中国の暴挙を許すことになったという言い方を、つい、してしまいますが、ちょっと依存心が強すぎるのかもしれません。



ただし、南シナ海に軍事拠点ができれば、米国への反撃能力が確実になることは間違いありませんので、日本としてはその観点から協力体制を自ら買って出る姿勢が大事になってきそうです。



<おしらせ>

8月4日(木)の東京MXテレビ「モーニングクロス」(0700~0830)に出演します!