近年、見掛けることがめっきり少なくなった丸型ポスト。
ついに街角から姿を消してしまったかと思いきや、ごくたまにですが路傍に佇む姿を目にすることがあります。
数が減ったとはいえ、まだまだ現役で頑張っているのですね。
そして、同じくその数激減中といえば、かの公衆電話ボックス。
どちらも、ミレニアム世代にはピンと来ないだろうなあ。
丸型ポストと公衆電話ボックスのツーショットなどは、昭和に青春を過ごした筆者などには何とも言えぬ感慨が呼び起こされる光景なのです。
ところで、当記事を書くにあたり少しばかり下調べをしたところ、郵便ポストには「郵便差出箱」と云う "公式名称" があるのだとか。
丸いポストや四角いポスト、それぞれの型に号数が割り当てられ、この丸型ポストは「郵便差出箱 1号丸型」と云うのだそうです。
塗装も剥げて置物のようにも見えますが、現役です。
さて、こちらのポストは西国街道沿いに立つ「郵便差出箱 9号」で、足が長く箱が小さく、手狭なスペースにも設置できるのが特徴ですね。
余り目にしたことのないタイプです。
足元の石は、車避けでしょうか。
この傾き具合からして、何度か "悲劇" に見舞われたことがあるのかも知れないですね。
今回は大阪府島本町をウォーキング中に目にした昭和なポスト二題をお届け致しました。
お楽しみ頂けましたら幸いです。
(写真)大阪府三島郡島本町 2017.11.12 撮影
(ポストの位置情報) 郵便差出箱 1号丸型 34.876758, 135.658780
郵便差出箱 9号 34.873005, 135.657786