澄み渡る青い空と青い水面を背に、美しく映え咲く秋の草花を三種お届け致します。
まず上の写真は、秋風に揺れるキバナコスモスです。
とある川の土手一面に咲いていました。
腰を屈め、空が広く入るように撮りました。
コスモスは秋らしい花ですね。
風に揺れる姿には愛らしさを覚えます。
土手に咲く彼岸花です。桜の根元に群生していました。
彼岸花の毒々しい赤を目にするといつも何かしら心がざわつくのですが、それもそのはず、彼岸花は球根に毒を持つのですね。
むかし人々が飢饉に見舞われた際、球根は救荒作物として食用にされたのだそうですが、彼岸花の球根のデンプンには毒が含まれているので何度も水にさらして洗い流さないと食用にはできなかったのだそうです。
何かしら毒気を感じたのは成る程そういうことだったのですね。
こちらも川の土手に咲くススキです。
逆光に透かして見ると穂が白銀に輝いて見えます。
秋の風に一様になびく姿はススキらしいですね。
以上、秋の草花三種をお届け致しました。
爽やかな風を感じて頂けましたら幸いです。
(写真)1、2枚目 2015.9.22 撮影 3枚目 2015.10.18 撮影
(C)Misako Takahashi 2015