№1640『いのちをいただく』 | グランマみさ子の≪絵本がつむぐ愛と平和≫

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絵本から広がる・つながる愛と幸せ。誰もが愛に満たされ、幸せに生きられる世界を夢見て。ちいさな一歩を踏み出します。

(一財)絵本未来創造機構認定の

EQ絵本講師 渡辺みさ子です。

 

2020年2月より、日々感じる思いを、

絵本の紹介とともに、書きつづっています。

 

 

№1640 共に感じあう場

抜群のタイミングで、DVDが届きました。

映画「みとりし」DVDの貸し出しをお願いしていたら、
絵本サロンが始まる直前に届いたのです。

おかげで読んだ絵本たちから、命について感じ、
その流れで映画鑑賞ができました。

“看取り士”とは、最後に残された時間、
旅立つ人、送る人に寄り添い、支える人のことです。

尊いお仕事ですが、真剣に寄り添っていても、
理不尽な想いをすることもあります。

それでも、自分を見つめ、
もうじき死ぬ人に
寄り添い続けることができるなんて!

相手を癒すのと同時に、
自分をも癒してらっしゃるからでしょうか。

DVDを貸出してくださった友人も、看取り士さん。
いつか現場のお話も伺ってみたいものです。

鑑賞後「身につまされるわぁ」の声が出ました。

自宅がいい、やっぱり病院がいい…
自分の最後をどんなカタチで迎えるかを
考えさせられます。

カタチはそれぞれでも、
“愛”で満たされていたいもの。

映画の前に読んだ絵本『いのちをいただく』は、
牛の命を解くお仕事も、
愛があってこそできることだと感じていたところ。

絵本サロンの前に、
DVDがタイミングよく届いたことで、
さらに命と愛について、
共に感じあう場となりました。

この
共に感じあうというのが、いいんだよなあ。

❤今日の絵本
『いのちをいただく』みいちゃんがお肉になる日

原案/坂本義喜 作/内田美智子
絵/魚戸おさむとゆかいななかまたち
(講談社)

坂本さんは、食肉センターで、
牛のいのちを解いて、お肉にする仕事をしています。
坂本さんは、この仕事がずっといやでした。
牛と目が合うたびに、仕事がいやになるのです。
坂本さんの子ども、しのぶ君も、
お父さんの仕事をカッコ悪いと思っていました。
でもある日、みいちゃんという女の子が
自分と一緒に育った牛を解く話を、
坂本さんから聞きました。
仕事を休みたいという坂本さんに、
しのぶ君が言いました。
「お父さんの代わりに、心のなか人がしたら苦しむけん」
命の尊さ、その命を解く仕事がある事実と向きう絵本。

 

 

 

 

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