モンスター君の痕跡⁉️終わりを告げた鐘③ | Pikoの独りごと

Pikoの独りごと

このblogは、巨大子宮筋腫を患い、開腹手術。
その後の形成外科での手術等、闘病を中心とし

時々、仕事のこと、家族のこと、
ペットのこと、趣味の話等を織り混ぜた私の独り言…
呟きのページです。

前blogの続きから

N病院の院内の喫茶室…カフェで

Uさんとコーヒータイムしていた。


О医師から、喫茶室のコーヒー券をもらったから。


5年前のblogには、生前のUさんとリアルにカフェタイムして、お喋りしている。


10数年ぶりの再会で、懐かしさもあり

話も弾んだ。


Uさんも、術後の合併症、腸閉塞に悩まされ

重度のケロイドで通院が欠かせなかった。


かつては、Uさんに惚れていたО医師。


Uさんはお子さんの病気等を理由に退職されて

N病院を去る。


O医師も゙、出身の大学病院や地方の病院への出向で

N病院を離れていた時期がこの頃。

Uさんに対しての気持ちが吹っ切れたのか

紹介による出会いがあり結婚…。


愛妻家となったO医師。

息子さんを抱くO医師の笑顔は

優しい父親そのモノ。

バリバリの外科医師…

泣く研修医も黙る、色黒体育会系のO医師の

白衣を脱いだ素の笑顔。

ギャップが大き過ぎると言われていたが、


それって、フツーじゃないの❓


O医師に限らす、

公私混同してないだけだと思う。

外科医が仕事中もヘラヘラしてたら


怖すぎる。

 

そして、O医師は大学に復帰された。

都内に戻り、非常勤でN病院にも 

顔を出す。

そして、再び…外科部長復活。

副院長になられた。  


しかし、悲しいお別れ…

旅立ってしまった奥さま…。


お気持ちは如何ばかりか…


人伝にて聞いたO医師のお話。


そして、Uさんの方は…

下のお子さんの進学を機に、

都内に戻る。


上のお子さんは、

東大…文Ⅲに進学されていた。

詳しくは知らないが、某有名予備校の

特待生だったとか。

(予備校に、特待生ってあるの❓)


実は、Uさんは、抱えた病気の治療目的で

都内に戻って来ていた。


N病院には、Uさんと仲が良かった

O看護師(現、看護師長)が居た。

私の゙blogにも登場していた

先輩看護師の゙「Rさん」も、Uさんの゙親友だった。


O医師とUさんの゙再会は

その、O看護師長さんとの゙管理当直勤務の゙流れで、

自分の妹さんが病を抱え、О医師の伝で手術を

受けていた。


その経過云々を

話しているうちに…


「そう言えば…明日、勤務明けに

久々で、Uさんと会うんですよ」


O医師の過去を知らないO看護師長ではない。


O医師は


「ほほう、Uさん、懐かしいな。

娘さんはどうしたかな。


で……、それで、なんで会うんだ❓


食い付いてきたらしい。


O医師の心理は解らないが、

愛妻たる奥さまを亡くされたあと、

心の空白…寂しさを埋めるすべはあったのだろうか。


O看護師長は、Uさんの話を聞き、

即座にO医師に相談した。


理由は、Uさんが抱えた病気は

婦人科+消化器外科の病気だったから。


昔の感情…想いはともかく

その病気の専門医でもあったO医師ならば

執刀医にならずとも、最善の゙方法を導き出す。


Uさんは、

「まさか、主人と同じ病気に

 かかるなんて。

 確かに、私は

 主人の闘病中の゙悶絶する

 苦しみを見ていて、

 ”私が替わりたい“

 本当にそう思った。

 けれど、子どもたちの事もあ 

 る。」 


この時、Uさんの

亡きご主人には妻であるUさんが居た。


今のUさんには…

東大を卒業してスタンフォード大に留学中の

娘さん、

薬剤師になった息子さんが居たとはいえ…。 

精神的な心の支えは居たのだろうか。

(余計なお世話なのだが)



О看護師長

「お蔭様で私の゙妹は元気になり、 

 先月に3クール目の抗癌剤治療も

 終わりました。

 それで、もう1つご相談が…。」



О医師


「何だ、今度はアンタの゙病気か❓」


「いえ、私の゙事ではなく

 あの……Uさんのこと…」


それでО医師は何かを察したのだろう。


「Uさんだと❗あの人だよな…」


「他に、誰が居るんですか。」


そして、О看護師長はUさんの現状を゙伝えた。



丁度、その頃、

私は、巨大子宮筋腫に悩まされ

オペに向けて動き出した頃だった。