モンスター君の痕跡⁉️N病院のロビーで翻弄される… | Pikoの独りごと

Pikoの独りごと

このblogは、巨大子宮筋腫を患い、開腹手術。
その後の形成外科での手術等、闘病を中心とし

時々、仕事のこと、家族のこと、
ペットのこと、趣味の話等を織り混ぜた私の独り言…
呟きのページです。





大恩あるS看護師長さん…

正確に言えば私には、元上司である。


PikоがN病院を退職しても、何らかの交流はあった。

保育園も同じ、ママ友同士だった。

(当時は、ママ友なんて言葉は無かったな)


勤務中に倒れたという連絡。


何故❓何があったの❗


解らないけど予測は付く。


緊急事態で、看護師長たちが召集される。


ただならぬ状況なのだろう。


でも…Pikоには何も出来ないのである。


まだCORONA禍で面会すらも厳しい制限があった。


あくまでも、部外者なのである。


容態すらも聞くことは不可能。

Fちゃんを無事に送り届けられたんだから

良しとしようかな。


自動ドアの開閉はあるが、

Pikоは入館出来ない。

見えない壁が気持ちを押しつぶす。



タクシーのロータリーㇸ向かうが、

空車は無い。

S.RIDEか、タクシーGOを使うかな。


すると、


「Sちゃんママ〜❗」


大音量で呼び止められた。

Sちゃんというのは、私の息子のこと。

同じ保育園と小学校で一緒だった。


「М美ちゃん❓」


S看護師長の長女、М美ちゃんであった。


「Sちゃんママ、どうして

帰っちゃうの。」


いや…私は患者でもないし、

S看護師長の身内でもない、部外者。

М美ちゃんは、病院から出てきたのか❓

これから入るのか、どっちだろう。


「さっきね、

 F看護師長さんとすれ違ったの。

 ここまで、Sちゃんママと一緒だっ   たって。

いろんな看護師長さんや

主任さんもいたし、

事務長のT田さんも…


ママ…まだ話しは出来ないけど

目は開けてた。

笑わないけど…

笑えないんだろうけど、

私の顔見て、笑って…笑って…

涙がて……


うわぁ〜ん😫


張り詰めた想いが、弾けたのだろう。


М美ちゃんは、しばらくは泣いていた。


Pikоも……声は出さないが

涙が止まらなかった。


そして……


何だかよく解らないけど

窮地は脱しているのだな…