年間1500回に及ぶ伊勢神宮の恒例のお祭りの中でも、最も重要なお祭り、
神嘗祭(かんなめさい)を奉祝する行事として、
その年収穫されたお初穂(新米)を伊勢神宮に奉納する『初穂曳』。
10月15日の外宮領陸曳は奉曳車を使用し、お木、米俵を積み、たわわに実ったお初穂が飾られます。
曳き手は伊勢の町衆(各町から参加する市民の有志)木遣り唄が秋空に響く中、
約800名が「エンヤー」のかけ声で奉曳車を、北御門に曳き入れます。
そして、お初穂をそれぞれ手にして伊勢神宮外宮へ、奉納し収穫への感謝をこめて参拝をします。