合格体験記第2弾はBさんという30代の女性です。以前法律事務所で働いていたそうですが、受講時は専業主婦でした。一昨年の商法辺りから私の講義を聞いてくれたそうですが、ほとんど準備期間もなく不合格。昨年は最初からじっくり水崎クラスに出て合格を勝ち取りました。ほとんど一発合格のような感じです。現在早速開業し、相続関係を中心に早くもご活躍中です。
【勉強法は?】
・自習が非常に苦手なので講義をとことん活用しました(働いてなかったからできたことですが、同じ講義に複数回出席し、復習も講義中に行ったりしてました)
・条文重視
・直前期は時間配分を意識的に訓練しました(模試で時間切れになることが多かったので)
【使った教材は?】
予備校のテキスト、一問一答集、答練、模試、ウォーク問
一問一答は特に良かったです
過去問より気楽に取り組めました
むしろ過去問は一回すらやり切っていません
また、他資格向けや市販の教材は一切使ってません
これは別に予備校の教材が良かったという意味ではなく、どこの予備校のでも、市販のでも良いと思うのですが、とにかくアレコレ手を出さず絞りこむことが大切なのかなと思います
【工夫したことは?】
・荷物が重いとテンションが下がるので教材を分割した
・条文を読んでるとすぐにどこまで読んだかわからなくなるので、先生のアドバイスを取り入れつつ自分で決めたルールで徹底的に色分け&書き込みした(これも講義中にやってました)
・テキストの重要キーワードを暗記ペンで塗って暗記
・直前期からは模試などで開始5分以内でまず解く問題と後で時間が余ったら解く問題を区分するようにした⇒私にとっては、2010年度の問題は「?!」と固まってしまう問題が多かったのでこれは有効だったと思います
【気分転換法は?】
・自習室からの眺望を楽しむ
・横浜ベイクォーターで運河を眺める
・スパに行く
・飲酒
・友達と遊ぶ
【水崎講師の良かったところは?】
・声がはっきりしていて聴きやすく講義のテンポが良い
・笑わせてくれる
・講義がダラダラ延長したりすることがなく、時間に正確
・重要な部分のマーカーの引き方など、具体的に導いてくれる
・板書の多用→自分で書かせることで、頭に定着しやすい
・予備校の他の先生(全員の講義は受けていないので、2~3人ですが)は、「ここは出ないから!」とパーンと解説を割愛したりということが結構ありました。しかし、水崎先生は基本的にテキストにある内容はもちろんのこと、例えば民法などではテキストになくても重要な論点についてもしっかり解説して下さり、結果的に過去問一辺倒では対応できなくなりつつある現在の行政書士試験に必要な力を養うのに役立ったと思います。
【水崎から一言】
文章からもわかるように、Bさんは非常にユニークでマイペースな方です。講義を朝クラス夜クラス両方出たり、2周目も受講したり、わからないところは徹底的にその場で解決しようという姿勢が伺えました。
また、講義もただ受け身で聞いているだけでなく、聞きながら色分けしたり別の作業をしたり・・・。講義しながら「何やってるのかな~?」と思わず覗きこみに行きたくなるくらい密度の濃い受け方でした(笑)。
専業で勉強している方は仕事をしている方より時間があります。勿論、学校の勉強だったり家事・育児だったり親の世話だったり色々あるでしょうが、やはりフルタイムで働いている方よりは時間に余裕があるでしょう。
しかし、ともするとダラダラしてしまってそのアドバンテージを活かせないことも多いようです。
Bさんはやるべき時はやる、気分転換する時はするときっちり分けてメリハリをつけたようですね。それが短期合格の秘訣であるように思います。